
「退団の考えを改めた」一時は“出番なし”が続いた日本代表戦士がレギュラー奪回→イングランド人MFの危機に英国メディアが困惑「本当に良い展望ではない」
リーズの田中碧はプレミアリーグでの1年目で苦しい時期も経験した。一時期は試合に出ることがかなわず、本人も精神的につらかったと明かしている。
12月にチェルシー、リバプールという強豪を相手に立て続けにゴールを決め、飛躍が期待された田中。だが、プレミアリーグ残留を競うなか、ダニエル・ファルケ監督が戦い方を変えていったこともあり、年末からベンチが定位置となってしまう。
終盤になってからの投入が続いた田中は、冬のマーケットで移籍の可能性も検討したことをほのめかしている。それでもプレミアで戦い続けたいと残留したが、1月末からはついにピッチに立つこともできなくなり、7試合連続で出場なしと苦しんだ。
しかし、あきらめなかった田中は事態を好転させる。4月に入ってFAカップ準々決勝で先発のチャンスを得ると、ゴールを決めてベスト4進出に貢献。続くプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦でも勝利に貢献し、レギュラーの座を取り戻した。
試合に出られなかった時期は移籍が濃厚とも言われたが、終盤戦での活躍で再び評価を高め、リーズは田中の残留を望んでいるとも言われる。その場合、現在のチームメイトから放出される選手が出るかもしれない。
リーズの専門サイト『MOT Leeds News』は、リーズがヨバン・ルキッチに関心を寄せているとの報道を受け、ショーン・ロングスタッフが難しい立場に置かれるとの見解を示している。
同メディアは「来季のリーズ中盤に、アントン・シュタッハ、ブレンデン・アーロンソン、イリヤ・グルエフ、イーサン・アンパドゥ、タナカ、新加入選手、そしてロングスタッフがいると仮定しよう」と報じた。
「これは本当にロングスタッフにとって良い展望ではない。ファルケがすでに、中盤を2枚に戻したいと示唆したことを考えればなおさらだ」
さらに、田中が日本メディアで移籍も考えたがプレミアで続けたかったと話したのを受け、MOT Leeds Newsは「タナカは最近、冬の移籍市場でリーズ退団も検討したが、考えを改めたと明かしている」と続けた。
「これも実質的に、ロングスタッフが来季、厳しい戦いを強いられることを示している。たとえ新たに加わる選手がおらず、層が厚みを増すことがなくても、だ」
もちろん、世界最高峰のリーグだけに、激しいポジション競争がなくなることはないだろう。ワールドカップを経て、田中が2年目のプレミアでさらに飛躍できるか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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