MotoGPは2026年のプレシーズンテストを、マレーシア・セパンとタイ・ブリーラムで開催すると明らかにした。
2025年シーズンのMotoGPチャンピオンがドゥカティのマルク・マルケスに決定し、さらにランキング2位もアレックス・マルケス（グレシーニ）となることが硬くなりつつある中、パドックの注目は既に2026年シーズンに移りつつある。
今週、MotoGPは2026年シーズンのプレシーズンテスト日程を正式に発表。例年通り、2月にセパンとブリーラムの2箇所でテストが行なわれることになった。
なお11月下旬には、最終戦バレンシアGPの後に恒例のポストシーズンテストが行なわれる予定だ。
テストは1月29～31日にかけて、セパンで各メーカーのテストチームによる新車のシェイクダウンが実施予定。その後は2月2～5日にかけてレギュラーライダー参加のプレシーズンテストが実施される。
その後、MotoGPは2025年に始めて実施したシーズンローンチイベントを、マレーシアのクアラルンプールで開催。2月21～22日にタイ・ブリーラムで2度目のテストを行ない、その後開幕戦タイGPを迎えるというスケジュールだ。
2026年シーズンは、復活を遂げたマルク・マルケスが通算10度目のタイトルを獲得するかどうかが注目される。またドゥカティはチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤが復活できるかどうかも大きな注目ポイントとなっている。
そのため、プレシーズンテストでのマシンの調整はとても大事なモノになってくるだろう。
またヤマハ陣営のプラマックからは、WSBK王者のトプラク・ラズガットリオグルが参戦。復調傾向を示すホンダに対し、V4エンジンのマシン投入が噂されるヤマハが、どんなパフォーマンスを見せるのか？ ここも大きな注目を集めるはずだ。
