「細ければ細いほど良い」「ガリガリこそが美」と考えてる風潮がある
実は前出のAさんもマンジェロが原因と疑われる症状が出たという。
「私も知人の医師から1本2千円ほどで買って使ったことがあります。身長が160センチで体重が60キロでしたが1カ月半で体重は10キロほど落ちました。食欲がなくなり一気にやせますが、髪の毛が少し禿げたので止めました。やめると食欲も戻ってきました」(Aさん)
医師の管理を離れて流通した結果、副作用のリスクを認識しないままの使用が広がり、健康問題を引き起こす懸念も出ている。
「マンジャロについては、インフルエンサーがSNSで使用を推奨したことでも知られるようになりました。しかし大阪府警の摘発と前後し、このインフルエンサーが予定されたイベント参加を辞退したり、広告塔を務めていたオンライン処方クリニックのホームページから顔写真が消えるなど、動きが出ています」(ネットメディア記者)
SNS上で医薬品の違法な販売広告のポストがあれば「医薬品医療機器等法に違反します。直ちに販売を中止してください」との警告を出している東京都薬務課のXのアカウントでは、マンジャロの販売広告への警告が過半数を占めている。
大阪府警による3人の書類送検が伝えられた後の2日午後にも、
〈マンジャロいる方いますかー?2.5mg4本残ってます(中略)メルカリ希望です〉
という宣伝ポストが現れ、即座に警告を受けていた。
前出のキャバ嬢Bさんは
「とにかく今、夜の業界は『細ければ細いほど良い』『ガリガリこそが美』として女性は考えてる風潮があるから、健康体が美とされる時代になるまでは何も変わらないと思います」
と話す。公的機関による取り締まりや注意喚起だけでなく、ルッキズムや美の価値観の変容が必要なのかもしれない。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

