
「全然葛藤はない」不気味なほど冷静だった後藤啓介が「クローザーでもいい」と語った理由【日本代表】
「ジュビロ磐田の時以来というか、シント=トロイデンでも3試合しかなった。久しぶりの感覚というか、(アイスランド戦で)途中から入る難しさを感じたのは」
日本代表が事前キャンプ地のモンテレイ(メキシコ)で初練習を実施した6月3日(日本時間4日)、後藤啓介は囲み取材で途中出場の難しさについて語った。
ただ、自信がないわけではない。
「ジュビロ時代はそれでポジションをもらっていたので。当時を思い出しながら上手くやりたいです。どこでプレーするかは状況によって変わってくるはずなので、適応しながらやりたいです」
前回のカタール・ワールドカップ、ドイツ戦やスペイン戦で貴重なゴールを叩き出したのは、途中出場した堂安律や浅野拓磨だった。そうした例を踏まえ、サブメンバーの重要性については以下のように話した。
「拮抗した試合で、こじ開けるのはやはり途中出場の選手。実際、自分はそれを得意分野として結果を出していたので。代表でどういう使われ方しても自分はやれる自信があるので。まずは日本の勝利に貢献したいです」
選手である以上、スタメンで出たい気持ちは当然あるはずだが、葛藤はないのだろうか。そう問いかけると、本人は「ない」と即答した。
「選ばれていること自体本当ありがたいことですし。ジュビロ時代もチームが勝てればいいと思っていたので。クローザーでもいいですし、勝利のために少しでも力になれるならどんな役割でも自分はいいと考えています。全然葛藤はないですね」
不気味なほど冷静な後藤。どんな役割でも受け入れる覚悟と自信を備えた21歳が、大舞台で存在感を示すか注目だ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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