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「親は何してるの」と心の中でこぼした私→レジで見た母親の姿に立ち止まった話

「親は何してるの」と心の中でこぼした私→レジで見た母親の姿に立ち止まった話

レジで見えたもの

会計を済ませるためにレジに並ぶと、ちょうど前の列にあの親子がいました。何気なく目をやって、私は思わず立ち止まりました。

コートの裾からのぞいていたのは、白いナースシューズと、ところどころにシワが寄った医療用の上着でした。鞄から伸びるストラップには、病院の名前が入った職員証がぶら下がっていました。

買い物カゴの中には、レンジで温めるだけの惣菜と、子どものおにぎり、それからおむつのパック。母親の目元には、隠しきれない疲労が浮かんでいました。

そして...

「親は何してるの」と心の中でこぼした自分の浅さが、じわりと自分の中に広がっていきました。

仕事を終えて、子どもをお迎えに行って、夕飯の用意のために走り回る子どもを連れて買い物。それを毎日繰り返している人を、私は「親失格」と判定していたのです。

家に帰る道すがら、自分が長年「お母さんなら〜であるべき」と思ってきたことが、誰かを追い詰める言葉でもあったことに気づきました。次にあの親子を見かけたら、いえ、見かけなくても、走り回る子どもを見かけたら、「親は何してるの」ではなく、「お母さん、お疲れさま」と心の中で言える人でいたいと思いました。

(50代女性・パート)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

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