オリジナル同人誌の即売会「コミティア」に参加して作品を頒布していたX(Twitter)ユーザーが、購入者から思わぬ紙幣が出てきて驚いたエピソードが「これは2度見する……!」と話題です。投稿は記事執筆時点で約4万4000件の“いいね”を記録しています。
コミティアで同人誌を頒布中に渡された“古い紙幣”
投稿したのは、同人サークル「VEB Ostalgie」の雨竜大樹さん(@taiki_uryu)。9月7日に東京ビッグサイトで開催された「コミティア153」に参加した際、「今回のコミティアで一番ぶったまげたのは、これで支払いを受けたことですね」と、まさかの紙幣の写真を公開。
なんと、それは伊藤博文の肖像が採用された1000円紙幣……! 2024年7月に発行開始した北里柴三郎の1000円札の前が野口英世で、その1つ前が夏目漱石、そしてさらに1つ前が今回投稿された伊藤博文の1000円札です。
日本銀行の公式サイトによると、発行が開始されたのは1963年11月1日からで、1986年1月4日に発行停止。もう約40年前の紙幣とかなり古いものですが、雨竜さんが受け取った4枚の紙幣を見ると、かなりきれいなピン札で二重に驚きます。どうしてこれで同人誌を買ったの……?
後日談
すると後日、X上でのやり取りにより、こちらの旧紙幣を使った方が雨竜さんのフォロワーさんだったことが判明。名乗り出たフォロワーは「すいませんそれ私です……持ってった現金がこれしかなくて……でもどうしても欲しくて……!」と理由を説明しており、「本当にお騒がせしました……!」と謝罪を寄せています。
またコミティア参加時の手持ちがこの旧紙幣しかなかった理由については、「お仕事で機械に入らない旧札受け入れたので、自分両替しますよ~ってやったお金がバッグに入ってたのだ」とポストしています。

