
コスプレを通して、主役の五条新菜と交流を深めていく喜多川海夢(まりん)。TVアニメ『その着せ替え人形は恋をする』Season 2より (C)福田晋一/SQUARE ENIX (C)「着せ恋」製作委員会
【画像】え…っ? 立体化したら「スタイルやば」 こちらが水着着て自分で「採寸」してる『着せ恋』海夢の姿です
まさかの「劇場版」の可能性をあげる声も?
分割クール制が当たり前となった昨今のマンガ原作のTVアニメ。先日もいくつかのTVアニメが一応の「最終回」を迎えました。筆者としては、このなかでも『その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする』(着せ恋)と『怪獣8号』の続きが気になって仕方ありません。
どちらも今期は第2期ということでしたが、おそらく次の第3期が決定すれば、そこで完結するだろうと思われます。それは原作マンガの展開を知るからですが、その事情を解説していきましょう。
まず『着せ恋』ですが、原作の1話から39話までがアニメ第1期。アニメ第2期は40話から86話まででした。残された原作は86話の半分から115話となります。原作本数とアニメ話数とのバランスが違うのは、シーズンごとに物語を完結させているからでしょうか。いずれにしても第3期に相当する原作本数が少ない点は、ファンも指摘していました。
こういった事情から、一部のファンからは第3期は劇場版になるのではないか? ……という指摘もあります。これには「喜多川 海夢(まりん)」が次にやるコスプレの神々しさを劇場で観たいという気持ちもあるのでしょう。
筆者としては、できればTVで完結してほしいと思う派です。これまでのTVアニメもクオリティの高さは劇場版にも引けを取らないと思うので、現在のスタッフ陣が続投するなら、安心してお茶の間での放送を待ちたいと思います。
また原作本数の少なさはアニメオリジナル展開でカバーできるかもしれません。実際、第2期最終回の終盤は完全アニメオリジナルでした。そして第3期も冒頭はアニメオリジナルになる可能性が大です。なぜなら、該当する原作86話は本来なら分割できる展開でありません。ここを分割して区切りをつけたのはアニメスタッフの英断でした。
このほかにも、第2期はかなり原作をオミットして進めていた部分もあり、実際に使われた原作部分の話数で予想を立てるのはやや安易すぎるかもしれません。問題は放送時期ですが、第2期の制作発表が1期の放送終了から半年後、放送まで2年ほど経過しています。そのため、あまり今から騒ぐ話ではないかもしれません。

アニメ『怪獣8号』の物語終盤、22話の場面カットより (C)防衛隊第3部隊 ?松本直也/集英社
意外に残された原作本数が多い『怪獣8号』
一方の『怪獣8号』ですが、『着せ恋』とは真逆の心配があります。
『怪獣8号』第1期は原作1話から38話、第2期は39話から82話でした。残りの原作話数は83話から129話です。これまでと比べると、若干残りの原作本数が多いかもしれません。
もっとも、この懸念は原作をすでに読まれている人には無縁でしょうか。なぜなら、これからの展開はほとんどが戦闘シーンで、あっという間にストーリーが進行していくからです。つまり原作が多いことで濃密な展開が予想されるでしょう。
筆者は連載を追いかけていましたが、二転三転する展開に次回が待ち遠しかったくらいでした。読み返してみても、このあたりの物語はかなりのスピードで読めますので、むしろアニメ化した場合、原作話数が足りなくてアニメオリジナルで足されるのでは?と思うくらいです。
放送時期を考えてみると、『怪獣8号』の第1期は2024年4月から6月で、第2期は2025年7月から9月でした。このことから逆算すると、早ければ来年の今頃には第3期が放送開始されているかもしれません。
『着せ恋』と『怪獣8号』、個人的にはマンガ原作の2025年夏アニメでは注目していた作品でした。しかし次期の制作発表がなかったことで不安に思うファンもいることでしょう。しかし、どちらも人気ぶりを考えれば次期シリーズの制作はほぼ間違いないと思います。
むしろ第3期の放送で完結すると思うと、待ち遠しいような寂しいような気持ちでいっぱいになるファンも少なくないでしょう。落ち着いて公式のアナウンスを待ちたいと思います。
