※価格表示は5月取材当時のものです。
●需要増えているサーキュレーター 市場も活況 大手参入は最近になってか
話を聞いたのは、前編で除湿家電について解説してくれたコンシェルジュチーム グループリーダー ソリューションプロフェッショナルの高澤浩二さん。家電製品アドバイザーでもある高澤さんにサーキュレーターのあれこれについて話を聞いてみよう。
──最近はサーキュレーターの新製品が多くないですか?新規参入もあるようですし。
高澤さん(以下敬称略) そうですね。それだけ需要も伸びていると捉えて良いと思います。サーキュレーターの市場はちょっと違った成り立ちなんですよね。新しい家電ってまずは大手メーカーが始めて、市場が形成されたところで、安いモデルを展開する中堅が参入してくる。
でも、サーキュレーターは、山善やアイリスオーヤマなど、俗にいう中堅メーカーが最初に市場を形成してきたんです。ちなみに、5000円前後で購入できるここら辺のモデルは、今でも人気を集めています。
──確かに、大手メーカーの参入は最近ですね。
高澤 はい。最近参入してきたのは、シャープ、象印、パナソニックなど、名だたるメーカーです。
●直線的な風を遠くに送れる それがサーキュレーター
──ところで、サーキュレーターって扇風機と何が違うんですか?
高澤 体感的にいうと扇風機は当たって心地良い「やわらかな風」、サーキュレーターはまっすぐと風が当たる感じです。
つまり、扇風機は人が風に当たって涼むためのもの、サーキュレーターは単に空気を循環させ、かき混ぜる用途に特化したもの、と考えてください。
──なるほど、構造的には何が違うんでしょうか。
高澤 扇風機は羽の周りが風を通り抜けられるよう網目状です。
高澤 一方でサーキュレーターは空気の通り道は羽の前面だけ。まっすぐ、遠くまで風を飛ばせるんです。

