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「サヨナラ失策でシリーズを制した史上2番目のチーム」 ドジャースによる歴史的珍事をデータ分析会社が指摘

「サヨナラ失策でシリーズを制した史上2番目のチーム」 ドジャースによる歴史的珍事をデータ分析会社が指摘

ロサンゼルス・ドジャースは現地10月9日、フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第4戦に2-1で勝利。リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた状況が、歴史的に見ても珍しいとデータ分析会社『Opta』が紹介した。

 2勝1敗とシリーズ突破に王手をかけていたこの試合は両軍投手の好投、野手の好守備もあり、9回終了時点で1-1の同点に。延長戦でも無得点が続いたが、11回裏のドジャースの攻撃は、トミー・エドマンとマックス・マンシーのヒットで2死一、三塁のチャンスを作る。
  さらに交代したばかりのフィリーズ5番手オリオン・カーケリングに対して、キケ・ヘルナンデスが四球を選び満塁。そして、アンディ・パヘスが投ゴロを打った場面でカーケリングが一塁ではなく本塁への送球を選んだが、これが悪送球に。相手のミスにより、サヨナラ勝利でシリーズ突破を決めた。

『Opta』によると、ドジャースは「サヨナラ失策でシリーズを制した史上2番目のチーム」だという。1度目は2016年のア・リーグ地区シリーズで当時テキサス・レンジャーズのルーグネッド・オドーア外野手の一塁への悪送球により、トロント・ブルージェイズのジョシュ・ドナルドソンが生還、スイープでリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた例だと紹介している。

 相手のミスとはいえ、事実上のワールドシリーズとの声も上がっていたフィリーズとのギリギリの戦いを勝ち切った。スター軍団はこのまま世界一まで駆け上がるか。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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