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〈江別・集団暴行死〉「ウケル!…笑いとれればいいや」と2度“ライダーキック”をした18歳、ドンっと腹を殴打、全裸にしてタバコも近づけた16歳…注目される少年たちの量刑

〈江別・集団暴行死〉「ウケル!…笑いとれればいいや」と2度“ライダーキック”をした18歳、ドンっと腹を殴打、全裸にしてタバコも近づけた16歳…注目される少年たちの量刑

右腎臓の損傷は瀧澤被告の“ライダーキック”によるものの可能性がある

さらに、Dは「指紋が残るから」という理由で、長谷さんの服を脱がせて、全裸にしたという。

「瀧澤被告によれば、Dは長谷さんのパンツを脱がせるために、横をターボライターで炙って、切ったということだ。

その後、川口被告は長谷さんの頭髪、身体、陰毛などにも火をつけ、『いい感じに燃えてきた』などと囃し立てた。瀧澤被告自身も、川口被告に『根性焼きすれ』と促され、吸っている煙草を長谷さんに近づけたそうだ」(同前)

さらに瀧澤被告は、坂道で助走をつけ、「ライダーキック!」と言いながら長谷さんに二度の跳び蹴りをしている。これについて、瀧澤被告は、「ガチでやりたくなかったけど、笑い取れればもういいやと思って、暴力が終わると思ってやった。(川口被告が)動画撮りたいからもう1回やってと言ったので、もう一回やった」と話している。

この頃にはすでに長谷さんの顔面は腫れあがり、抵抗する力は残っておらず、言葉を発するのがやっとの状況だった。

その後、少年らは長谷さんからキャッシュカードを奪取し、暗証番号を聞き出すと、気温3度の公園に長谷さんを全裸のまま放置。コンビニで金をおろすと、全員で金を山分けし、ラーメンを食べに向かっている。

翌朝、心肺停止の状態で発見された長谷さんの死因は、外傷性ショック。全身の血液の20%~30%程度が失われ、損傷していないところがないほどのダメージを受けていた。

「解剖医によると、最も出血の多かった部位は頭部と顔面で、脳には急性硬膜下血腫やくも膜下出血もみられたそうです。髪の毛の一部は焼かれ、全身には円形のやけどと思われる部分もあったと言います。

解剖医は、瀧澤被告やDも加わった、最後の暴行によるダメージが最も大きく、映像などから急速に顔などの出血が広がり、弱っていく様子が見て取れたとも語っている。

長谷さんの背中側には、右腎臓の損傷も見られたが、これについて、瀧澤被告の“ライダーキック”によって損傷した可能性があるとも証言している」(同前)

「行きたくないけど、逆らうと面倒だから行ってくる」

Dは公判で、恩がある川口被告を「裏切りたくなかった。逆らえなかった」と語っている。だが、そのようにしてDたちが及んだ暴行が、長谷さんを死に至らしめる要因になったことは疑いようがない。さらに、解剖医は公判でこうも証言している。

「速やかに救急の専門的な病院に運ばれて、輸血などが行われていれば、十中八九、高い確率で助かっていた。ただし、脳機能には障害が残った可能性はあります」

6人のうち、誰か一人でも良心の呵責を覚え、行動に移していれば、長谷さんの命は救われていたのかもしれないのだ。

瀧澤被告の知人は、集英社オンラインの取材に対し、こう語った。

「瀧澤被告は事件当日、川口被告からドライブに誘われたことを家族に話して、『行きたくないけど、(逆らうと)面倒だから行ってくる』と出かけて行ったと聞きました。でもいくら川口被告に逆らえないからと言って、あんな野蛮な行為が許されるわけがない。重い罰が課せられても仕方ないと思います。彼にはきちんと罪を認め、償ってほしいですね」

5日には川村被告への被告人質問、そして川村被告への論告求刑が予定されている。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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