
数々のユニークな雑貨や書籍が並ぶ「ヴィレッジヴァンガード」。その店頭で一風変わったポテトチップスが注目を集めています。その名も「目玉焼きチップス」。
当初4月の発売が予告されていたものの、入荷遅延によりしばらく店頭に並んでいなかった本商品。今回ようやく発見することができたため、さっそく購入してその気になる味わいを確かめてみました。価格は313円(税込)です。
■ 匂いは「うすしお」風 一口食べると完全に「目玉焼き」だった
それにしても、目玉焼きをポテトチップスにしてしまうという非常にチャレンジングなこの商品。一括表示ラベルを見ると原産国名は台湾となっており、輸入菓子であることがわかります。パッケージに印刷された中国語の文字を翻訳ツールで読み取ってみると「香り高い目玉焼き風味」との表記となっていました。
期待と不安が入り混じるなかでさっそく封を開け、まずは香りをチェック。しかし驚いたことに、この時点では目玉焼き特有の香りは一切漂ってきません。どちらかと言えば馴染み深い「うすしお」に近い香りが広がるのみで、到底これが目玉焼き味になるとは想像しづらいというのが正直な第一印象です。
果たして本当に目玉焼きの味がするのか、半信半疑のままチップスを一口かじってみると、その評価は一変しました。口に入れた瞬間に広がったのは、紛れもない目玉焼きの味だったのです。
■ 白身のカリカリ感まで伝わる本物感に脳がバグる
油でしっかりと火を通したあの独特のコクや風味、さらには目玉焼きの底面にある絶妙なカリカリ部分を思わせる香ばしさまでが見事に再現されています。口に運ぶ直前まで目玉焼きらしさを全く感じていなかった分、そのギャップによって一瞬脳がバグるような不思議な感覚に陥ってしまったのが正直なところです。
肝心の「お菓子としておいしいのか」という点についても、文句なしの仕上がり。海外製のお菓子にありがちな強いクセや独特の風味はなく、日本国内で製造されていても誰も違和感を抱かないレベルの、非常に親しみやすいおいしさにまとまっています。
これまでに多種多様なフレーバーが出尽くした感のあるポテトチップス界ですが、そんな固定観念を綺麗に壊してくれる新鮮な驚きがありました。
■ ケチャップディップで「味変」もいい感じ
さて、本物の目玉焼きと言えば、醤油やソース、塩胡椒など、使用する調味料によってさまざまな味わいが楽しめるのも魅力です。もしかするとこのポテトチップスでも同じように味変が楽しめるのではないかと考え、試しにケチャップをディップしてみました。
これが実にいい感じで、チップスのベースにある香ばしさとケチャップの酸味がしっかりとマッチ。まさしく「ケチャップをかけた目玉焼き」の味そのものでした。一袋の中でこうして好みの調味料を合わせ、味変を試してみるのも面白いかもしれません。
ポテトチップスとしてはやや高価格帯の部類に入りますが、この再現度を体験するだけでも一度食べてみる価値がある一品と言えます。現在はヴィレッジヴァンガード店舗を中心とした展開となっているようなので、店頭で見かけた際はその驚きの味わいを自身で確かめてみてはいかがでしょうか。
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026060503.html






