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珍事発生! 火星探査車のドリルが岩を持ち上げた。数日かけて「振り落とし」成功

珍事発生! 火星探査車のドリルが岩を持ち上げた。数日かけて「振り落とし」成功

NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティが、思わぬハプニングに見舞われました。ドリルで岩を掘削した際、ドリル機構に岩がくっついて離れなくなってしまったのです。映像には、岩がドリル機構にくっついてから、数日かけて岩をふり落としたようすが映っています。映像は、車体前面に設置されたハザードカメラ(危険を検知するためのカメラ)で撮影されました。

パプニング発生!

2026年4月25日、キュリオシティはサンプル(試料)を採取するため、火星の地表で「アタカマ」と名付けられた岩に、ドリルで穴をあけました。この岩石は、基部の直径が約45cm、厚さ約15cm、重さが約13kgと推定されています。

サンプル採取後、キュリオシティがロボットアームを引き戻そうとしたそのとき、岩全体がロボットアームに持ち上げられてしまいました。これまで岩の上部が割れたり剥がれたりすることはありましたが、岩全体が持ち上げられたのは、14年にわたるキュリオシティの活動の中で今回が初めてのことでした。

数日後、岩を落とすことに成功

こちらは冒頭の動画の中の1枚。岩がドリル機構にくっついているのが映っています。

探査車の運用チームは当初、ドリルを振動させて岩を振り落とそうとしましたが変化はありませんでした。

4月29日には、ロボットアームの向きを変えて再びドリルを振動させました。映像には砂が落ちるようすが映っていますが、岩はまだしっかりとくっついたままでした。

5月1日、ロボットアームをさらに傾け、ドリルを回転・振動させ、さらにドリルビットをスピンさせるなどの操作を行いました。その動作を何度か繰り返すことにしていましたが、1回目の動作で岩がはずれました。岩を振り落とすことにようやく成功したのです。映像には地面に落ちて割れた岩が映っています。

(参考)「キュリオシティ」関連記事一覧

Credit: NASA/JPL-Caltech

(参照)NASA

配信元: アストロピクス

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