2026年5月31日、国民的アイドルグループ・嵐が東京ドームでのラストライブ『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』をもって、26年半にわたる活動に幕を下ろした。
1999年のCDデビューから駆け上がった国民的アイドルが歴史に幕を下ろしたこの夜、感動と涙に包まれた一方で、SNS上では大きな波紋が広がっていた。それが「嵐離婚」という言葉だった。
「嵐離婚」とは何か——SNSから生まれた新語
「嵐離婚」とは、嵐のラストライブを楽しみにしていた人妻たちが、夫にライブへの参加や生配信動画の視聴を邪魔されたことで離婚を決意するという――Xやインスタグラムなどで広まった造語。
もちろん、長年このグループを愛し続けてきた人妻ファンが「離婚」を口にしだしたのは、それまで夫に対する怒りが積もり積もっていたからだが、それが推しのライブ視聴妨害という形で爆発し、拡散したのである。
「ラストライブが終わった夜や翌日、SNS上には夫の妨害を訴える投稿が相次いだ。『俺の飯は?』『子どもの面倒は誰がみる』『家事を放棄するな』と露骨に不機嫌な態度を取った夫、ライブの動画配信が始まっても妻の時間を邪魔し続けた夫、さらには妻が視聴中のパソコンを物理的に破壊した夫まで現れたという衝撃的な投稿も飛び交いました」(芸能記者)
また、「ずっと我慢してきたけど、もう限界」「この人の顔を見るのも嫌になった」などといった人妻たちの切実な投稿も相次いだ。
"邪魔する夫"の深層心理——これはモラハラだ
だが、なぜ嵐をこよなく愛した人妻たちは夫への単なる批判ではなく、「離婚」を口にし始めたのか。そこには、推し活への理解と嵐の活動終了が大きな影響を与えていたようだ。
「たぶん、推し活の集大成を否定された虚しさと“嵐ロス”が相まって切実なつぶやきとなったことが最大の原因。それがSNSユーザーらの注目と共感を呼び、『嵐離婚』という造語を生み出したのでしょう。
複数の心理カウンセラーなどのブログでは、『嵐のライブはあくまできっかけに過ぎない』『(夫が)参加できないことに嫉妬し、不機嫌をあらわにしたり邪魔をするのは、モラハラに他ならない』などとの指摘もある。
つまり20年以上も推し活を続けてきた人妻ファンたちは、最後に至っても理解がない夫の本性を突き付けられたわけです。見切りをつけようと思った人がいても不思議でないかもしれません」(同)
ちなみに、「嵐離婚」が話題を呼ぶ一方では、妻のために段取りを整え、感謝と愛情を再確認した夫婦も多かったとか。その明暗を分けたのは、パートナーの気持ちを「邪魔しない」という最低限の敬意だったのかもしれない。
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