
「一旦忘れないといけない」ドイツ、スペイン撃破も過去の話…前回大会経験者が警戒する「凄い難しいグループF」【日本代表】
前回のカタール・ワールドカップ。グループステージでドイツ、スペインと同居した日本は、明らかにチャレンジャーの立場だった。
しかし、その評価を覆すように両国を撃破。さらに昨年はブラジル、今年3月にはイングランドを下し、日本代表に対する世界の見方は少しずつ変わりつつある。
かつてのように「失うものがない挑戦者」としてではなく、警戒される存在として迎える北中米ワールドカップ。そこで、前回大会経験者の板倉滉に「前回と立ち位置が違う現状をどう捉えているか」と聞くと、冷静な答えが返ってきた。
「一つひとつの試合に挑む。気持ちの部分での変化はないですね。日本代表の見られ方が少しずつ変わってきているのは感じていますが、本当に一戦一戦。先を見ずに戦う。それが大事ですね」
グループステージではオランダ、チュニジア、スウェーデンと戦う。サイド攻撃が武器のオランダ、堅守速攻が持ち味のチュニジア、そして前線に強烈な破壊力を秘めるスウェーデン。いずれも一筋縄ではいかない相手だ。
そんなグループFについて、板倉は率直に「難しい」と表現した。
「日本が素晴らしいチームに勝ってきた過去はありますが、それは一旦忘れないといけない。ワールドカップは本当に違う舞台なので。そこでどれだけやれるのか。凄い難しいグループですが、まずは一戦一戦。そうした意識で戦いたいです」
ドイツやスペインを破った実績があっても、ワールドカップは別物。だからこそ板倉は過去の結果にとらわれず、目の前の一戦に力を注ごうとしている。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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