
なでしこジャパン相手にハーフタイム中も試合後も…ゴール裏一角の南アサポが凄かった。歌って踊ってとにかくパワフル
[国際親善試合]日本女子 5-0 南アフリカ女子/6月6日/YANMAR HANASAKA STADIUM
狩野倫久新監督が率いるなでしこジャパンは6月6日、新体制初陣で南アフリカと大阪で対戦。猛烈な出足を見せ、開始わずか24秒で先制点を奪うと、以降も切れ味鋭い速攻や谷川萌々子のスーパーミドルシュートで加点し、力の差を見せつけた。
この試合において、選手たちの見事なパフォーマンスとともに、強く印象に残ったのがサポーターの熱量だ。入念な準備を重ね、なでしこジャパンを力強く後押しし続けたホーム側、そしてアウェー側も、ゴール裏の一角ながら特大の存在感を発揮していた。
南アフリカサポーターの様子を一言で表すとしたら「楽しそう」だ。チームカラーの1つである緑で揃えた彼らは、歌って踊ってとにかくパワフル。基本ずっとお祭り状態で、ハーフタイム中もダンスで盛り上げれば、試合後には元気いっぱいに歌い、選手たちがそれに拍手で応えていた。
また、南アフリカといえば、2010年に同国で行なわれた男子のワールドカップが思い出される。当時の岡田ジャパンは本田圭佑らを中心に粘り強い戦いを見せ、母国開催以外では初めてグループステージを突破したなか、一世を風靡したのがブブゼラである。
細長いラッパのような民族楽器から出される重低音がスタンドで鳴り響き、会場を“占拠”した。今回の試合前、懐かしのあの音も聞こえてきた。
試合は日本の5-0での大勝に終わり、南アフリカ側としては残念な結果になった。とはいえ、スタンドの人々は「楽しむ」という面においては、満足できるものになったのではないだろうか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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