今年もMCはご存じ百想芸術大賞の顔にしてアイコン、パク・ボゴムとペ・スジ、シン・ドンヨプ。7年連続司会進行の3人、レッドカーペットで今年も気合い十分のポース。

レッドカーペットではネイビーのベルベット地にビジューが輝くタキシードだったパク・ボゴムは、第二部はGUCCIのアイコンであるホースビットベルトを合わせたバーガンディのベルベットカスタムスーツにチェンジ。フォーマルな場ならではのエレガントさを加えた。

ペ・スジがまずレッドカーペットのルックに選んだのはピンクが可愛らしいAlex Perryのベルベットドレス。

お色直し後の第二部は、胸元に大きな白い花のモチーフを施したモノトーンドレス。RICHARD QUINNの2025年秋冬コレクションで、ハリウッドクラシックフィルムの女優を思わせる装いだ。

同じくAlex Perryの色違いブラックドレスを選んだ、「暴君のシェフ」でNaver人気賞を受賞したユナ。ピンクのスジは可憐さを、ブラックのユナは洗練されたイメージでどちらも素敵だ。

■ハイブランドから個性派まで、ファッショニスタたちが選んだドレス
『The Old Woman with the Knife(英題)』の主人公チョガクの少女時代を演じたシン・シアのペールトーンのドレスは、精細なドット柄と胸元のシフォンが儚げな印象。シースルーの素材が腰でセパレートするデザインで大人っぽい。

同じくペールカラーをまとったシン・ウンス。グレイッシュなドレスにスパンコールをちりばめて、薄暮に浮かぶ星くずのよう。

オーストラリアのファッションブランドLeah Da Gloriaを選んだキム・ゴウン。たっぷりとした裾のドレープ、上質な光沢がシンプルなデザインを引き立て、飾りを必要としないほどの彼女の気品をさらに際立たせる。

SOYOO Bridalのルックで登場したのは、Netflix映画『HUMINT/ヒューミント』で助演女優賞を獲得したシン・セギョン。シルバーを基調にしたホワイトドレス胸元にささやかなスパンコールが可愛らしく、アップスタイルで若々しさも振りまく。

ソン・イェジンはNewhite Bridalの今春の新作ドレス。スッキリとした健康美を引き立てるスタイルに惚れ惚れするが、自身のインスタグラムで「ドレスを着るため身体作りを頑張った…どうか体型を維持したい!」とコメントしているように涙ぐましい努力があってこそなようだ。

バーガンディがスリムなスタイルをより魅力的に見せるムン・ガヨンのサテンドレスは、ロサンゼルス発のブランドAMIRI。大胆なサイドストリットと、繊細さを感じさせるスパゲティストラップが特徴的。

イム・スジョンはJAYBAEK COUTUREのタキシードルックでクールに登場。マニッシュだが不自然な強さがなく、彼女特有の柔らかさも感じさせる。

イム・シワンとの共演ドラマ「私の有罪人間(原題)」が今年放送予定のソル・イナ、今回は芸能賞にノミネートされた。ソル・イナもハンサム&シックなブラックスーツ。ノースリーブで健康美を強調。

薄紫のタイトなシルエットに沿ってあしらわれたボタニカル調の柄が印象的なドレスのシン・ヒョンビン。途中で転んでしまうアクシデントがあっても、スッと立ち上がったプロフェッショナルな姿にシビれたファンも多かったのでは。

いつでもハッピーオーラを振りまくファッショニスタのク・ギョファン。今年はショート丈のブラックジャケットでシンプルに…かと思いきや、刺繍を施したエンブロイダリージャケットでささやかなエレガントさを演出していた。性差を感じさせない個性のアピールは彼ならではだ。

腰のリボンがアクセント&ドレープが女神のようなパク・ウンビン。

昨年の映画部門新人女優賞受賞者として登壇したノ・ユンソ。フィッシュテールに編み上げたヘアスタイルが清楚な印象。刺繍をあしらったレーシーなチューブトップドレスで登壇。

「メイド・イン・コリア」でTV部門主演男優賞に輝いたヒョンビン。今年はタキシードではなくややカジュアルなスタイル。あえてカッチリさせず、精悍なムードを漂わせる。

■パク・ボヨンはリボン、ハ・ユンギョンはブルー…色と形で装うスターたち
『The Old Woman with the Knife(英題)』の主演女優イ・ヘヨン。レザージャケットを合わせ、抜群にお似合いなところに若々しいセンスを感じさせる。
愛らしい装いでいつも登場が楽しみなパク・ボヨン。今年は着用しているのはGiambattista Valliのポップリンミディドレス。白を基調としたクロップドスタイルのドレスに、愛らしいリボンディテールと花柄の刺繍が特徴だ。

奥深いブルーのベルベットドレスで姿を現したのは、「Missホンは潜入調査中」での演技により、女性新人演技賞ハ・ユンギョン。アジア通貨危機を背景に女性たちの連帯をコミカルながら真摯に描く本作で、役柄をさらにアップデートした。同僚ノラを演じたチェ・ジスもシルバーのドレスでにこやかに登場した。

淡いピンクのワンピースで登場したキム・ソヒョン。子役で活躍していた彼女も、ドレープネックで優雅な抜け感を漂わせる。

ドット柄のジャケットが可愛らしいファン・ミンヒョン。同じタキシードでも個性で差をつけるところにセンスを感じる。

白いワンピース姿のスヒョン。ウエストマークした細身のリボンベルトが実にキュートだ。

■ラグジュアリーブランドでスターオーラがアップ!GUCCIを着こなした俳優陣
パク・ボゴムのカスタムスーツから分かるように、百想芸術大賞は昨年に続きGUCCIによるスポンサードがあった。TV部門主演男優・女優賞のプレゼンターだったチュ・ジフンとキム・テリもGUCCIでドレスアップ。チュ・ジフンは、ブラックサテンのタイを同素材のダブルブレステッドスーツに合わせたカスタムスーツ。そしてキム・テリはサイドのビジューがひときわ輝くドレスで登場した。渋めのシルバーブロンズが彼女の魅力に一層深みを加えていた。
主演女優賞のプレゼンターで登場したチョン・ドヨンもGUCCI。マーメイドのような立体的シルエットにスパンコールをちりばめたゴージャス感あふれるドレス。

「ウンジュンとサンヨン」でTV部門助演女優賞候補に上がっていたパク・ジヒョン。新しいアーティスティック・ディレクターであるデムナによる「Generation Gucci」ラインを着こなし颯爽とレッドカーペットへ登場した。ブラックシフォン素材が軽やかかつ、オープンバックで魅せるスタイル。

映画やドラマで誰もが知るキム・シンロク。今年は性被害を主題にした演劇「プレイマ・フェイシィ」で演技賞に輝いた。

パク・ジヒョンと同じく「Generation Gucci」からチョイスしたのは刺繍のディテールが際立つきらびやかなブラックドレス。スリーブがアシンメトリーなのがポイントだ。
外見の美しさ以上に、個性やセンスが光る装いでファンたちを熱狂させたレッドカーペット。俳優たちの来年の活躍とファッションにこれからも注目したい。
取材・文/荒井南
