
”いよいよ完全体か”「W杯出場不透明→驚異の回復」10番タイプの24歳が抱く確信「見てもらえば分かるかなと」【日本代表】
2026年6月6日(日本時間7日)、北中米ワールドカップを戦う日本代表が事前キャンプ地のモンテレイで全体練習を実施。初めてティグレス(メキシコ1部)のクラブ施設を使ったこの日は冒頭50分がメディア公開され、11対11の戦術練習も行なわれた。
そのなかで動きがシャープだったのは、シャドーに入った鈴木唯人。すでに「フィジカル的に100%」とコメントしていた“10番タイプ”の24歳は軽快なターンと持ち味の推進力で存在感を示していた。
練習後の囲み取材でも「思ったよりも良い感覚です。身体も動いていて、ボールタッチの感覚も悪くない。明日実戦(U-19日本代表とのトレーニングマッチ/非公開)がありますし、良い状態に持っていけると思います」と、オランダ戦に向けて手応えを口にした。
実際、ボールの受け方、ターンの鋭さやスムーズさは“いよいよ完全体か”と思わせるほどで、鎖骨骨折の影響はなさそうだ。
「クラブ(フライブルク)と比べると、代表ではあまり自分の思い通りにいっている感じがしなかったですが、最近は自信がついてきた。みんなもある程度分かってきてくれた部分があるので、とても感触良くやらせてもらっています」
どんなシチュエーションでも結果を残せるという確信がある。
「いわゆる主力組の中に入ってもできる感覚はあるし、拮抗した試合のなかで出る場面もあると思います。見てもらえば分かるかなと」
自信満々のその言葉に根拠がないわけではない。この日の練習でも鈴木は攻撃陣のなかで際立っていた。元日本代表FWの福田正博氏も以前、鈴木についてこう評している。
「彼を甘く見ちゃいけない」
鎖骨骨折当初(5月)は「W杯出場が不透明」とも言われていたが、驚異の回復力でいよいよワールドカップへ。漲る闘志がこの日のミックスゾーンを包んでいた。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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