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ノブコブ吉村が語る“罰ゲーム”愛…“狂気”の新イベントで囲碁将棋、青木マッチョらが悶絶!? 「衰退する罰ゲーム市場を救いたい」

「感情を出しましょう」というイベント

――今後も体を張る笑いは続けていきたいという思いがありますか?

ネタであれば、一生かけてやっていけますけど、体を張る芸ができるのは、人生の一時期に限られるんじゃないかと思うんです。僕もだんだんと体の衰えを感じるようになってきたので、こういう笑いができるのも、あと数年かなと思うと、優先的にやっていきたいなって。このイベントも(今回の)6月(だけ)で終わらせる気はありません。

――今回の出演者は“東京吉本”のメンバーが選抜されています。吉村さんは特に東京吉本への愛が強いという話も聞きます。

東京吉本って、極めて不思議な事務所なんですよ。大阪吉本や東京の他のお笑い事務所に比べて歴史が浅いから、お笑い界の“末っ子”のような感じで、ノウハウもマニュアルもないまま、試行錯誤しながら20年、30年と続いてきました。

いまも、そのときの創業メンバーに近いメンツが残っているんですよね。もちろん、本当の創業メンバーは極楽とんぼ(山本圭壱、加藤浩次)さんやココリコ(田中直樹、遠藤章造)さん、品川庄司(品川祐、庄司智春)さんたちの世代なんですけど、そこから少し空いて、なかなか売れなかった我々世代が、肌を寄せ合いながら東京という乾いた大地で作物を作ってきた感じで……。

だから、やっぱり絆は深くなりますよね。とくに僕は(北海道から)東京に出てきて、友だちも頼れる人も芸人しかいなかったですから。

――吉村さんはこれまでも、芸人仲間と「ボーイレスク」のユニットを組んで国内外でショーをしたり、海外で主催ライブを行ったりしてきました。

ずっと、もったいないなと思っているんです。こんなに芸人の数が多い国はないし、おそらくみんな、日本のお笑いが世界一だという自負があるんですよ。

僕もそうだと思うから、日本の笑いで海外に打って出てみたいと思うし、また、笑いに興味がない人にも興味を持ってもらえるよう、幅を広げようとバーレスクをやってみたり。北海道出身なので、開拓精神みたいなものがあるのかもしれません。思いついたら、もう立ち止まれないんです。

――今回のイベントも海外を意識していますか?

このイベントについては、海外へ持っていくというより、海外の方が見に来ることを目指しています。SNSとかで広がって、言葉はわからなくても、見るだけで面白さが伝わって、ゲラゲラ笑ってくれればいいなって。

――海外志向について、影響を受けた人はいますか。

誰かに影響を受けたというより、ただ“ヤベェな”と思ったんです。芸人もある程度の年齢になると、バイトは受からない、若いファンもつかない、でも辞める勇気もなくて、あとはもう悪に手を染めるしかないと思うんですよ。行き着く先は、受け子とか(笑)。イヤじゃないですか、まわりに執行猶予中のヤツが増えていくのとか。

だから、そういった芸人たちが食える場所を探したり、また、ライブシーンの実力者たちの優れたネタをリサイクルして楽しんでもらえる場を求める意味でも、海外を視野に入れているという感じですね。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

――今回のイベントはどんな人に見に来てほしいですか?

かつて山ほどいた僕ら世代のお笑いファンは、その後、人生のステージが変わって、なかなかお笑いに割く時間が取れなくなってしまった人も多いと思います。そんな大人の人たちに、大人になった今だからこそ、気軽に笑いに来てほしいです

ネタをやったり、そういうお笑いのど真ん中をいくものは一つもないので、このイベントを見に行くこと自体、恥ずかしいと思われる方もいるでしょう。だから、ゆくゆくは仮面着用のイベントにすることも考えています。なんとか品格を上げていきたいなと。

――もちろん、出演者のファンの人にも見に来てほしいですよね。

囲碁将棋と青木以外のファンなんていないでしょう! 僕やおしみんまるのファンだという人がいたら、早くやめて人生をもっと豊かにしたほうがいいです。でも、出演者のことを知らない方も楽しめると思います。人が痛めつけられているだけですから(笑)。

――最後に、イベントに興味を持っている人たちにメッセージをお願いします。

いろんなことが難しくなってきちゃったんですよ。難しくないことも、難しく解釈しようとしてしまう傾向があるので、一度考えることをやめて、見た現象だけで反応して、感情を出しましょうというイベントです。

だから、お酒を飲んできてもらってもいいし、好きなように楽しんでください。このイベントに来て笑うことは恥ずかしくないです。恥ずかしいのは我々の生きざまです。だから、存分に笑いに来てください。

配信元: FANY Magazine

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