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大逆転王座へ大事な富士2連戦……岩佐歩夢「色々な部分を細かく詰めていく必要がある」 そして気になる来季については「まだ言えることはない」

大逆転王座へ大事な富士2連戦……岩佐歩夢「色々な部分を細かく詰めていく必要がある」 そして気になる来季については「まだ言えることはない」

TEAM MUGENの岩佐歩夢は、スーパーフォーミュラ第9戦・第10戦の初日2回のフリー走行を振り返り、「まだチャンピオンシップのことは細かく考えていない」と語るとともに、まだまだ改善すべき部分がたくさんあると語った。

 富士スピードウェイを舞台に10月10日から3日間の日程で始まったスーパーフォーミュラの第9戦と第10戦。初日には2回のフリー走行が行なわれた。

 岩佐はこの2セッションいずれも3番手と上位に安定してつけた。しかし、走行開始当初はあまりいい状態ではなかったという。

「朝の走り始めは、あんまり良くありませんでした。フィーリングの面ではかなり悪くて、トップともタイム差がありました。ある程度大きなステップを踏んでいかなきゃいけないという状況の中から、今日1日を通じて結構良いところまで戻してこれたので、悪くはないと思います」

 岩佐はそう初日を振り返った。

「ただもうちょっと細かく、色々な部分を詰めていかなければ、トップに立つのは難しいという感じです。しっかりと確実に上位に行くためには、ひとつの部分だけではなくて、色々な部分を細かく詰めていく必要があるかなという印象です」

 大会2日目の11日(土)には、雨予報も出ている。台風の進路次第というところもあろうが、雨になっても対応できる準備をしたいと、岩佐は言う。

「雨が降ったら、もう分からないですね。そもそも雨の富士を走ったことはないので、データと出たとこ勝負になると思います。クルマに関してもそれは同じなので、できる限りの準備を明日に向けて整えたいです」

「予想がつかない部分もありますが、それでも準備は色々とすることができます。コースに出たら自分がなんとかするしかないので、その中でどれだけまとめられるか、最大限を出し切れるかが、大事になると思います」

 さらに岩佐は、次のように続けた。

「今週末に関しては、まだチャンピオンシップのことについて細かくは考えていません。今まで通り、自分たちが持っているスピードと力を形として残せるように、全力を尽くすのが大事になってくると思います」

「初日はイゴール選手(イゴール・オオムラ・フラガ/PONOS NAKAJIMA RACING。FP1最速、FP2で2番手)が安定して早いですし、5号車(牧野任祐/DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も速い。それに対して明日どれだけ上回れるかというところが大事になります」

「他に関しても、初日には沈んだドライバーたちが必ず上げてくると思うので、自分に集中して、改善が必要な点をどれだけ修正できるかが大事だと思います」

 なお岩佐がF1で関わるレッドブルおよびレーシングブルズの来季ラインアップについて、昨今様々な噂が挙がっている。岩佐として、現時点で言えることは何かあるかと尋ねると、彼はこう語るに留めた。

「もちろん話はしていますし、色々と進んでいます。でも、今言えることは何もないという状態です」

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