
俳優の竹野内豊が10月10日、都内で開催された映画「SPIRIT WORLD -スピリットワールド-」先行公開記念初日舞台あいさつに、堺正章と登壇。堺の追求に焦ってしまう場面があった。
■シンガポールの名匠、エリック・クー監督が手がけた国際共同制作作品
同作は、シンガポールの名匠、エリック・クー監督が日本を舞台に手がけたシンガポール・日本・フランスの国際共同制作による感動作。フランス映画界の至宝、カトリーヌ・ドヌーブが来日し、群馬・高崎と千葉・いすみで撮影。竹野内と堺が初共演で親子を演じ、風吹ジュンが幼い頃に別れた母親として心を揺さぶる演技を見せる。10月31日(金)公開。
父・ユウゾウ(堺)の死をきっかけに高崎を訪れたハヤト(竹野内)。離婚したハヤトの母・メイコ(風吹)に思い出のサーフボードを届けてほしいという父の遺言と、フランス人歌手・クレア(ドヌーブ)のコンサートチケットを見つけるが、その翌日、クレアの突然の死を知る。ハヤトは父の遺言を果たすため、家を出ていった母を捜す旅に出る。一方、死後の世界でさまようクレアは、ユウゾウと出会い、見えない存在としてハヤトの旅を見守ることに――。
■居心地の良い撮影現場を回顧
登壇した竹野内は、撮影を振り返り「3カ国のスタッフが撮影現場にいて、非常に国際的な風景ではあったのですが、とにかくエリック監督が楽しんでおられて、カットがかかると口ぐせのように『Are you happy?』って聞いてくださるんです。監督が全てを決定しているという世界観ではなくて、『僕も楽しい、あなたも楽しい、みんなも楽しんでいるんだったら、もうOKだよね』というような自然と笑顔があふれてくる現場でした」とにっこり。
また、堺も「カトリーヌさんに対しても最敬礼するような感じではなく、非常に皆さんがリラックスして演技ができる。そしてまた、その現場にいて楽しむことができる現場だったので、非常に居心地が良かったですね」と回顧した。
■カトリーヌとのエピソードを披露
ほか、カトリーヌとのエピソードの話題も。竹野内は「すごくスピーディーに撮影が進んでいくので、ゆっくりお話する時間はあまりなかったのですが、非常に日本の伝統文化に興味がおありのようで、撮影現場の瀬戸物を手に取って眺めてらっしゃいました」と明かした。
一方、堺は「『彼女との距離を縮めるのは、もうプレゼントしかない』と思って、毎日小さい物をプレゼントしていたんです。でも、反応はいただけるんですけど、『あ、ありがとう』という感じで…。もうちょっと反応が欲しいなと思っていた6日目。持っていったあるお菓子が彼女の心を打ったんですよ! 彼女が『これは何ですか?』って、僕に聞いてきたんです。それは日本の和菓子、いちご大福」と語り、竹野内に「いちご大福食べたことあります?」と質問。
竹野内が「現場でいただきました」と返答すると、堺は「私がカトリーヌさんにあげたやつを食べたんですか?」と追及。竹野内が「堺さんが、『スタッフの皆さんにも』って…」とあわてて否定すると、堺は「あぁ、そう。(差し入れで)出してましたか」と納得した様子で、爆笑をさらっていた。
◆取材・文=原田健

