「最後のネタでお客さんに復讐できた」とは…
終演後、ライブをやり切ったばかりでホカホカの状態の田上にインタビューを行いました!
――まずはお疲れさまでした! 単独ライブが終わった瞬間、まずどんなことを思いましたか?
田上 ほんまに、せいせいしました。
――せいせいしました!? 安心したとか、やり切ったとかじゃなくて?
田上 まあそうですね、最後のネタでお客さんに復讐もできたんでね。
――あれ復讐のつもりやったん!? なんでお客さんは復讐されなあんねん!
田上 だって、チケットが売れなかったらそのまま中止にできたのに。
――どんな理由やねん(笑)。満席やったし、すごい盛り上がりやったよ。そもそもなんでそんな後ろ向きやのに、ピンで単独ライブすることになったん?
田上 正月に道頓堀シアターであったイベントで、占い芸人のますかた一真さんに「今年はピンの動きがあったほうがいい」って言われたんですよ。そこで相方のタキノが「ピン単独とかですかね?」っていらんこと言ったら、その場でもうピン単独やることが決定してしまった感じです。イベント終わって袖にハケたら、もう日付も決まっていて、マネージャーもノリノリで……。

――自分の口からやりたいとかは一言も言ってないんや(笑)。でも、1月に決まったんやったら、けっこう準備期間あったんじゃない?
田上 5月15日くらいまではほんまに何も考えずに過ごしていました。ほんまに加茂さん(担当作家)さまさまです。
3週間かけて準備したネタを1日で作り直し?
この日、田上は何度も「加茂さんさまさまです」という言葉を口にしていました。たしかに単独ライブは、作家と二人三脚で作り上げていくものなのですが、この言葉にはいったいどんな真意と経緯があるのでしょうか。
――何回も「加茂さんさまさまです」って言ってるけど、何があったの?
田上 今日の午前1時に、ネタ時間の確認とかもあるしっていうので、今日やるコントを初めて加茂さんに見せたんですよ。頑なにいままで隠してたんですけど。それで3本目まで見せ終わったときに「あかん。ほんまに、まじでおもんない」って言われて(笑)。そっから「ヤバイヤバイ!」ってなって、2人で寝ずに朝までかけて全部書き直したんです」
――やば! 当日の朝に!? 6本のコント全部おもんなかったん?
田上 いや、3本目までやって、全部おもんないって言われたんで、4本目からは恥ずかしくて見せませんでした(笑)。なので、5月15日から1人で3週間かけておもんないもの作って、加茂さんのおかげで1日でおもしろいものになりましたね。

――それはほんまに加茂さんさまさまやな(笑)。でも無事に全ネタ大成功やったし、相方のタキノに「単独どうやった?」って聞かれたらなんって答えるの?
田上 無視します。
――なんでやねん!(笑)
田上 あいつ、ムカつくんですよ。あいつ、今日オフですからね? タキノが言い出したことやのに。本当に僕、この2週間散々だったんですよ! 毎日深夜までネタ考えて、帰ってるときに、なんてことない段差で転んだし。AirPods両耳と家の鍵なくすし。
今日なんか、電気代の決済方法を変えたせいで上手いこと引き落としができてなくて、家の電気止まったんですよ! こんな追い詰められてるなか、僕、電気ない状態で準備して来ましたからね。
――それは散々すぎるな……。でも、それと引き換えにじゃないけど、ほんまに良い単独ライブやった! 凄かった! では最後に、見てくれたお客さんにメッセージをお願いします!
田上 ざまぁみろ!
――ありがとうございました!!

以上、例えば炎・田上によるソロ単独ライブ『高島渉』のライブレポでした。果たして『高島渉』は再びどこかで登場するのか、はたまた2回目のソロ単独ライブは開催されるのか……? 乞うご期待ください! 本人は「二度とやらない」と言っていましたが(笑)。