「千鳥のレギュラーテレビ番組は計6本。今やお笑い界で1番の売れっ子です。彼らのブレイクを誰よりも喜んでいるのは、故・志村けんさんでしょうね」(お笑い関係者)
2020年3月29日、志村さんは新型コロナウイルス感染による肺炎で急死。70歳だった。生前の志村さんが大悟を連れて東京・麻布十番界隈を飲み歩いていたことは業界で有名だった。
吉本興業所属の千鳥は'00年にコンビ結成。関西で人気を博した後、'12年に東京進出。その間、M-1グランプリで4回決勝進出を果たしているが、優勝には手が届かなかった。
「'17年、『志村けんのだいじょうぶだぁSP』(フジテレビ系)に大悟がゲスト出演したことで運命を変えました。大悟は志村さんの笑いについて真剣に研究していることを猛アピール。志村ファミリーの一員に食い込んだんです。志村さんと打ち解けてからは、麻布十番のガールズバーや六本木のクラブなど毎晩のように飲み歩いていました」(元バラエティー番組スタッフ)
当時、相方のノブ(46)が「大悟は志村さんの専属芸人」と笑いにするほど親密で、ノブも恩恵に預かり志村さんの番組に起用された。
「千鳥がM-1グランプリに出場したときから、ビートたけしは彼らの漫才の実力を高く評価していました。その大悟をたけしの盟友である志村さんがバックアップ。"志村さん最後の弟子"とされた大悟=千鳥がブレイクする素地はあったのです」(前出・お笑い関係者)
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松本の代役を務め男を上げた大悟、カンヌで俳優としての才能も開花
志村さん亡き後、千鳥は次々に冠番組を持った。ダウンタウンの松本人志が裁判闘争のため芸能活動を休止した際には、大悟が松本の代役として『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に抜擢された。
「昨年、大悟はハロウィーン特集回で活動休止中の松本に扮したコスプレをした。これに対しフジテレビ上層部は一方的に番組の差し替えを決定。激怒した大悟は番組降板を申し入れ、年内での打ち切りとなった。松本のメンツを守った大悟は男を上げました」(同)
さて、冒頭のカンヌ国際映画祭に話を戻すと、『箱の中の羊』上映後、約10分間のスタンディングオベーションが巻き起こった。
「大悟の演技が世界で認められた瞬間です」(同)
芸人として、そして俳優としても――大悟の快進撃はまだ続きそうだ。
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