止まらない追い要求に、私が出した答え
迷っているあいだにも、義母からの追いメッセージは止まりません。
「もう並べそう?売り切れる前にお願いね」
一方的に積み上がっていく文字を見て、私の中で何かが決まりました。私は家族のチャットに、こう送りました。
「いい考えだね。じゃあ、あなたがカフェに行かずに並んできて。お義母さんの大切なお土産だもの、息子のあなたが選ぶのが一番でしょう」
送信したあと、不思議とすっきりしていました。
そして...
夫は気まずそうにしながらも、ひとりであのお店の列に並びに行きました。私は予約していたカフェへ向かい、窓際の席で、ずっと飲んでみたかったコーヒーをゆっくり味わいました。
後日、家族のチャットに義母から短いメッセージが届きました。
「本当に、大事な旅行を邪魔してごめんなさいね」
その一行に、私は「とんでもないです」とだけ返しました。誰かの「ついで」にされていい時間なんて、ひとつもない。そう伝えられた気がして、これからは私も、自分の大切な予定をきちんと口にしようと思えた旅でした。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
