【ニナのおかげでエレノアが笑顔に!】
ベッシーのエピソードにみんなが興味を持ってくれる! これをきっかけにずっと寂しかったエレノアの胸に灯火がついたのでしょう。やっぱり人間はひとりじゃ生きていけないんだ、と。
人と人との交流が温かければ温かいほど笑顔が増えて元気になっていくエレノアの変化を見て、そんなことをしみじみ思いました。
と同時に、ニナにいつ真実を告げるのだろうという不安も。エレノアに幸せになってほしいからこそ、「嘘」がつないでいる縁の危なっかしさも感じ、見ているこちらも胸中複雑になっていくんですよ。
【スカヨハ監督による丁寧な人物描写】
それにしてもスカーレット・ヨハンソン監督の丁寧な演出は素晴らしかったです。エレノアの心情だけでなく、ニナ、エレノアの娘、ニナの父親、それぞれが娘のこと、母のことを思い、その心配がリアルに伝わってくる。
私としてはエレノアの娘リサがワーキングマザーで忙しいゆえに、母の世話も効率重視になってしまうところに共感。お母さんのことがとても心配だし、本当はもっと一緒にいたいけど、目の前のやるべきことに必死になってしまうところはワーキングマザーのあるあるだなと。スカーレット自身が働く母だからこそのリアルだと思いました。

