
「良いプレーができなかった。油断してしまった」W杯開幕戦快勝も、メキシコのアギーレ監督は反省の弁「4-0でもおかしくはなかった」
北中米ワールドカップが現地6月11日に開幕。開催国メキシコは開幕戦で南アフリカを2-0で下し、白星スタートを切った。
フリアン・キニョネスの先制弾と、ラウール・ヒメネスの追加点で快勝したメキシコ。しかし、試合後のハビエル・アギーレ監督は結果に満足するだけではなく、厳しい自己評価を口にした。
メキシコのスポーツメディア『RECORD』によると、アギーレ監督は試合後の会見で「良いプレーができなかった。油断してしまった」とコメント。勝利にもかかわらず、内容面には改善の余地があると強調した。
メキシコは立ち上がりから主導権を握りながらも、前半は1点止まり。指揮官は「前半は良いプレーができなかったが、3-0で前半を終えることもできたはずだ」と振り返った。
さらに、「3-0で終わっていれば、誰も文句は言わなかっただろう。相手はシュートを1本しか打てず、前半は我々が圧倒的に優勢だったのに、スコアはそれを反映していなかった」と分析。決定機を十分に活かせなかった点を課題に挙げた。
後半は49分に相手選手が退場し数的優位となると、67分にヒメネスが追加点を奪った。しかしアギーレ監督は、「2点目のゴールと相手の退場により、チームが緩んでしまい、縦への攻撃が鈍ってしまったように感じた」と指摘。「初戦にして勝利でスタートできたことは良い結果だ。もちろん改善の余地はあるし、そうしなければならない」と語った。
一方で、選手たちを擁護する発言もあった。
同監督は「とてつもない舞台だ。それゆえに足が少し震えてしまう」と、開催国として迎えたW杯開幕戦の重圧に言及。「過去25試合で一度も痙攣を起こしたことがなかったのに、今日は3人も痙攣を起こしてしまった」と明かした。
さらに、「非常に感情的な場面だった。選手たちには少し重くのしかかっていた」と説明しながらも、「幸いにも選手たちは徐々に落ち着きを取り戻し、ボールを支配するようになった。守備面で苦しむことは全くなく、4-0でもおかしくはなかった」と試合を総括した。
また、アディショナルタイムに退場したセサル・モンテスについては、「明らかに」避けられたプレーだったと認めつつも、「今後の試合に向けてすでに準備を進めている」と前を向いた。
開幕戦を勝利で終えたメキシコだが、指揮官の視線はすでに次戦へ。結果だけでなく内容の向上を求めながら、大会を勝ち進むための修正点を口にした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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