
「遠藤離脱」よりも驚かされた「なぜ追加招集が町野修斗?」その答えは…「ちょっとだけ明確になった」【日本代表】
2026年6月11日(日本時間12日)、日本代表の遠藤航が戦線離脱。「メディカルスタッフの報告を受け、監督の最終決断」でそうなった。
5月31日のアイスランド戦後、左足の違和感を訴えていた遠藤だけに、その離脱が現実となったこと自体に大きな驚きはない。
むしろ疑問なのは「追加招集がなぜ町野修斗だったのか」だ。その点について日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長は明言しなかった。しかし、瀬古歩夢がボランチとして計算されていると考えれば、ひとつの答えが見えてくる。
「それまでは全ポジション、センターバックも含めやるつもりでしたが、航くんが離脱したことでちょっとだけ明確になった」 (瀬古)
瀬古自身もそう語ったように、日本代表は遠藤の穴を既存戦力で埋められる。
ボランチは鎌田大地、佐野海舟、田中碧、瀬古。この4人が基本線となり、何かアクシデントがあれば、板倉滉や冨安健洋がカバーに回るケースも考えられる。だからこそ追加招集は中盤ではなく、前線の町野修斗だったのではないか。
前線に目を移せば、ワールドカップ初参戦が小川航基、塩貝健人、後藤啓介の3人。上田綺世を除けば、本大会経験者はいない。そうした背景もあって、町野修斗を呼んだのではないか。
町野はCFもシャドーもこなせるうえ、ロングスローという武器も持つ。経験値と汎用性を兼ね備えた存在だ。そう考えれば、「なぜ追加招集が町野だったのか」という疑問にも、ひとつの答えが見えてくる。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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