
「オランダ代表にとって大きな後押し」遠藤離脱に蘭メディアが見解。“紛れもなく朗報”だが「依然として警戒が必要だ」 W杯初戦で対戦
日本代表に激震が走った。北中米W杯メンバーからキャプテンの遠藤航が怪我のためチームを離脱。本大会の開幕戦当日に発表された。
現地6月14日に、グループステージ初戦で日本と対戦するオランダのメディア『Squawka』は、「日本にとって悪いニュースだが、オランダ代表にとっては大きな後押しだ」と報じる。
「日本の主将であり、絶対的な大黒柱である遠藤航が、足の負傷で代表活動から離れた。この結果、リバプールに所属する33歳のMFは、オランダとの開幕戦だけでなく、ワールドカップ全体を欠場することになる」
同メディアは、遠藤の離脱に関して「まったくの不意打ちではない」としつつも、森保一監督が率いるチームにとっては「計り知れない打撃」と指摘。遠藤は2月から長引く左足の怪我に悩まされ、ワールドカップに間に合わせるために全力を尽くしたが、時間が足りなかった。
遠藤の不在は何を意味するのか。記事では以下のように見解を示す。
「サムライブルーにとって大きな痛手だ。遠藤はキャプテンであるだけでなく、中盤の要でもある。リバプールでプレミアリーグでの経験を持つ彼は、強力なオランダ代表の中盤を相手に、試合の流れをコントロールする役割を期待されていた。
遠藤だけではない。周知の通り、三笘薫(ブライトン)も大会を欠場する。結果として、日本代表はイングランドで影響力のある2人を欠くことになるのだ」
追加招集されたのは、FWの町野修斗。「この人選で注目すべきは、町野がセンターフォワードであるのに対し、遠藤は守備的ミッドフィルダーであるということ。これは、森保監督が中盤の空席を内部から埋め、攻撃力を強化することを示唆している」と見立てる。
一方で、「ロナルド・クーマン監督が率いるオランダ代表にとって、「遠藤の離脱は紛れもなく朗報だ」という。「タックル能力と経験を考慮すれば、日本の中盤は大きな戦力ダウンとなる」。
ただし、別の見方もある。「アナリストたちは日本代表を過小評価しないよう警告している。日本チームは卓越した規律、体力、そして戦術的な柔軟性で知られている」ためだ。
「オランダ代表のキャプテン、フィルジル・ファン・ダイクは以前、“日本は非常に手強い相手”と強調していた。さらに、板倉滉、冨安健洋、上田綺世といった選手を擁する日本は、オランダのサッカーのスタイルを熟知している。そのため、オランダ代表は勝点3を獲得するために、日曜日の夜、ダラスで全力を尽くさなければならないだろう」
以上を踏まえ、『Squawka』は以下のように結論づける。
「日本のワールドカップは、大きなつまずきで幕を開けた。キャプテンの遠藤の離脱は、オランダ、スウェーデン、チュニジアと同組となった厳しいグループFに入った日本からすれば、大きな痛手だ。オランダとしては、大会を勝利でスタートさせる絶好の機会となるが、規律の取れた日本に対しては依然として警戒が必要だ」
キーマンを欠いているとはいえ、日本の実力を評価している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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