阪神が交流戦終盤のソフトバンク3連戦で、まさかの3連敗。6月10日の第2戦では「事件」が起きた。7回表、リプレー検証をめぐり、選手時代を含めて初めて、藤川球児監督が退場処分を受けた。
二盗を試みた熊谷敬宥がアウトになったが、セーフに見えたため、藤川監督はリクエストを要求。5分近く待たされた挙句、判定はひっくり返らず。たまらずベンチを飛び出して、抗議した。
プロ野球の規則ではリプレー検証に関する異議申し立ては認められておらず、日本野球機構(NPB)が藤川監督に厳重注意し、制裁金10万円の支払いを命じた。球団はNPBに対し、どういった経緯でのリプレー判定になったのか、確認を求める書類を提出している。
殴った跡が残ったまま試合を…
藤川監督のピリつきは半端ではなかったというが、同情する声は小さい。
「試合全体を通じてソフトバンク寄りの判定が続いたことへの批判はありますが、藤川監督はこれまで選手の退場や失態が起きるたびに、冷静さを求めていた。ところが自分に災難が降りかかると一転、ベンチの内のボードをグーで殴打してしまうわけですから、どうしようもない。ちなみにボードは6月11日の試合、殴った跡が残ったまま行われていました」(スポーツ紙記者)
セ・リーグ首位で意気揚々と交流戦に突入したが、6月11日の試合を終えて4勝9敗と、借金を吐き出している。鬼門の交流戦は、リーグ2連覇を阻む大きな壁となってしまうのか。

