ワッショーイ! 心湧き立つ祭。人が大挙する賑やかな祭も良いけれど、ひっそりとした祭もまた乙なものである。そんなことを思ったのは和食ファミレス『とんでん』下石神井店に着いた時だった。
2026年6月12日はとんでんの「そばの日」。とんでんの名物「北海道そば」が食べ放題となる日であり、今年は関東全店での開催となっている。そば好きの私(中澤)にとっては地味に祭。そんなわけで参戦してみたんだけど……
・まったり
地味すぎる。私が着いたのは昼ちょっと前だったんだけど、完全にまったりしたいつものとんでんがそこにあった。祭だと言うのにその変わらなさにはもはや悠久すら感じられる。
しかしながら、店内にいるほとんどの人が北海道そば食べ放題を注文しているところを見ると、知る人は注文しているようだ。地味ながらも熱度の高さがうかがえるところにひっそりとした祭を感じた次第。
・現地の味
ちなみに、北海道そば食べ放題は税込1958円、天ぷらセットで税込2618円(※天ぷらは食べ放題ではない)だ。昨年のそばの日の北海道そば食べ放題は税込1848円だったので、世の外食の値上がりっぷりを見るに、良心的な範囲の値上げ幅ではないかと思う。
とんでんの「北海道そば」は幌加内産そばであることは知られている。立ち食いそば屋を巡る連載『立ち食いそば放浪記』を394回続けている私は、幌加内産そばを意識的に食べた機会も普通の人よりは多いと思うんだけど、とんでんの「北海道そば」は現地の味がする。
その喉ごしにどこか北海道を思い出すところは、さすが北海道生まれの和食ファミレスと言えるかもしれない。全国ファミレスチェーンのそばという枠で考えると、クオリティーはかなり安定しているのではないだろうか。
