「中学ではバドミントン部に所属していたが…」
父親は息子と佐藤さんが交際していたことは、全く知らなかったという。
「親から見て、いたって普通の子どもでした。事件のあった10日朝も仕事に出かけ、私が午後8時過ぎに帰宅したときには姿が見えず、12時前ぐらいに玄関がガシャっと開いたので、息子が帰ってきたんだと確認できました。
花火に行くことは知りませんでした。刑事さんが11日午前4時ごろに『とにかく話を聞きたい』と来られて、寝ていた息子を起こしました。そして外に連れていかれました」
プライベートに関しては、容疑者が父との会話で話題にすることはほとんどなかったという。
「ここ数年、思春期ならではというか、親に対する言葉遣いもそうだし、行動にしてもそうだし、年相応の感じではあったかなとは思います。タバコは吸っていましたが、タトゥーを入れたりはしていません。
妹とは普通に接していて仲良かったと思います。あと家にはお金を入れてくれていました。プライベートや交友関係は本当にわからないんですよね。でも、帰りが遅くなるときは連絡もくれるし、ご飯も朝は家でちゃんと食べてました。
(今回の事件は)理解もできないし、想像もつかなかったことですよね。補導歴など前歴などもありません。暴走族など非行グループへ参加したこともないはずです。でも、(免許なしに)バイクに乗っていたことも知らないし、私たちの知らないところで何していたかはわかんないです」
容疑者は、高校では勉強についていけずに中退したが、中学時代は活発だったようだ。父はこう続けた。
「中学ではバドミントン部に所属していて、頑張っていたそうです。学校も真面目に通っていました。高校に入ってからはアルバイトを始めたので、部活にも所属しませんでした。どこにでもいる、いたって普通の子なんです。そう育ててきましたから」
いたって「普通」の “先輩”につきまとわれ、ついには未来を奪われた佐藤さん。二人の間に何があったのか、捜査の進展が待たれる。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

