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【宝塚記念の大ヒント】クロワデュノール? JRAプレレーティング評価「最上位125」の馬でしょ!

【宝塚記念の大ヒント】クロワデュノール? JRAプレレーティング評価「最上位125」の馬でしょ!

 今年のGI・宝塚記念(6月14日、阪神・芝2200メートル)でまず考えるべきは、圧倒的1番人気が予想されるクロワデュノール(牡4)の取捨だろう。
 クロワデュノールは大阪杯(GI・阪神・芝2000メートル)1着⇒天皇賞・春(GI・京都・芝3200メートル)1着を経ての参戦。仮に今回の宝塚記念を勝てば、史上初の「上半期古馬3冠制覇」の偉業を達成することになる。

 だが「史上初」という言葉が示すように、偉業に到達するのは容易なことではない。問題はローテーションの過酷さだ。事実、父キタサンブラックも全く同じステップで臨んだが、宝塚記念では「まさかの9着」に敗退している。
 ましてやクロワデュノールの場合、初の長距離挑戦となった天皇賞・春での激走を経ての参戦である。父キタサンブラック以上に「危険な人気馬」であり、馬券作戦としては「思い切って消す手もアリ」だと、筆者は考えている。

 となれば、注目すべきは大阪杯を叩いて臨む「直行組」だろう。このローテーションはまさに理想的であり、今年は大阪杯2着のメイショウタバル(牡5)と同3着のダノンデサイル(牡5)の2頭が、王道ローテに該当する。
 このうちメイショウタバルは、昨年に続いての連覇がかかる一戦。加えて今回の宝塚記念の結果次第という条件は付くが、陣営は今秋に行われる国際GI・凱旋門賞(パリロンシャン・芝2400メートル)への参戦を視野に入れている。

 ただし、である。逃げ馬に特有の宿命として、今回は同型のミステリーウェイ(騙8)との兼ね合いが問題となる。メイショウタバルは番手からでも競馬はできるが、そのポジションからでは昨年のような鮮やかな勝利はイメージできない。

「もうひと捻り」ならば別路線からの凱旋門賞5着馬

 その点、ダノンデサイルは前を行く2頭を射程圏内に入れながら、レースを進めることができる。近3走のGIレースでは全て3着と「あと一歩」の惜敗が続いているが、昨年の国際GI・ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410メートル)では、世界最強馬の呼び声が高いカランダガン(騙4)を撃破して歴史的勝利を飾っている。

 JRAが公表した宝塚記念のプレレーティングで、ダノンデサイルはメンバー最上位となる125の評価。潜在能力としては一枚抜けた存在であり、一昨年のダービー馬が上半期グランプリでキッチリ結果を出すと、筆者はみている。

 さらに「もうひと捻り」を加えるとすれば、別路線から参戦してきたビザンチンドリーム(牡5)も侮れない。
 昨年の国際GⅡ・フォワ賞(パリロンシャン・芝2400メートル)1着に続いて凱旋門賞5着の実績があり、フォワ賞に対するJRAのプレレーティング評価は121。メイショウタバルとミステリーウェイが速い流れを作り出せば、阪神・芝の内回りコースでも後方から直線一気の食い込みがありそうだ。

(日高次郎/競馬アナリスト)

配信元: アサ芸プラス

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