
2ndミニアルバム『WE GO UP』をリリースしたBABYMONSTER。デビュー初のワールドツアーという忙しい日程の中でも休まず走ってきた彼女たちに、アルバムに込めた思いや今後の抱負などを語ってもらった。
■『WE GO UP』で描く現在地…メンバーが語る制作の裏側と楽曲の魅力
――「HOT SAUCE」以来、約3カ月ぶりのカムバックとなりますが、今の率直な心境は?
RUKA:ファンの方々や大衆の反応がとても気になっていて、一日も早くステージに立ちたい気持ちです。
PHARITA:すてきな姿も良い曲もたくさん詰め込んだので、MONSTIEZ(ファンネーム)に楽しんでもらえたらうれしいです。
ASA:準備期間中は、ときめきと緊張が何度も行き来しました。どんなふうに聴いていただけるのか、楽しみにしています。
AHYEON:個人的に好きな曲が収録されているので、ステージへの反応が気になります。
RORA:ツアーを終えて、新曲でファンの皆さんに会えると思うと、今からわくわくしています。
CHIQUITA:「早く聴いてほしい」という気持ちがずっとあったので、ついにその日が来て幸せです。
――ニューミニアルバム『WE GO UP』を紹介してください。
AHYEON:メンバー全員がアーティストとして成し遂げたいことを表現した作品です。タイトルの通り、私たちの色で高みを目指す意志を込めました。活動を準備する中で、音楽とステージを心から楽しんでいる自分に気づけたのも大きな収穫です。
――制作において特に意識した点はありますか?
RORA:これまで見せられなかった新しい姿を届けようと努力しました。実際、これまでの楽曲とは異なる雰囲気の曲が収録されています。
ASA:その新しさを伝えるために、表現力に注力しました。ただ歌うだけでなく、曲の空気やメッセージを声に込めることを意識しました。細部まで感情を乗せるために、メンバー全員で練習を重ねました。
――タイトル曲「WE GO UP」を初めて聴いた時の印象を教えてください。
CHIQUITA:「まさに私たちだ!」と感じました。エネルギーに満ちていて、聴いた瞬間に体が震えました。録音中も「ステージで披露したらもっと楽しいだろうな」と思いました。ヒップでエネルギッシュ、聴き応えのある一曲です。
――「WE GO UP」の魅力とキリングパートを紹介してください。
AHYEON:聴いていると、走り続けたくなるような気分になります。悩みも強烈なビートで吹き飛ばされるようでした。サビが印象的ですが、個人的には2番の冒頭のラップが好きです。小さな「キック」のようなアクセントが効いています。
RORA:サビですね。映画の戦闘シーンの始まりを告げるような迫力があります。その部分に入ると、自然と曲に没頭してしまいます。
■メンバーが語る新曲の魅力や振り付けの意味、MVの裏側
――収録曲「PSYCHO」「SUPA DUPA LUV」「WILD」を紹介してください。
ASA:「PSYCHO」は強烈なビートと独特なフックが魅力です。荒々しい魅力とパワフルなパフォーマンスが際立つので、ステージで披露すれば喜んでもらえると思います。
PHARITA:「SUPA DUPA LUV」は個人的にお気に入りで、よく聴いています。他の曲とは違って、おぼろげで雰囲気のある仕上がりです。聴けば聴くほど引き込まれます。
RUKA:「WILD」はダンス曲ですが、ジャンルはカントリーポップ。これまでさまざまなスタイルに挑戦してきましたが、カントリーサウンドは初めてなので、新鮮な魅力を感じてもらえると思います。
――「WE GO UP」のパフォーマンスと前作との違いはありますか?
ASA:エネルギッシュでパワフルな楽曲です。ラップとパフォーマンスにインパクトがあるので、これまで以上に強烈な私たちの姿を見せられると思います。
AHYEON:振り付けの全てに重みがあります。各パートに個性を生かせる隊形が組まれていて、メンバー全員が余裕を持って踊れているように見えるはずです。一緒に踊っていても、みんなが本当にすてきだと感じました。
――ダンスのポイントを教えてください。
PHARITA:魅力的な振り付けがたくさんありますが、一つ挙げるならコーラスで右腕を高く上げて数字の「1」を作る部分です。
RORA:PHARITAの言う通り、「WE GO UP」というタイトルにちなんで、より高く上がる意味を込めた振り付けが多いです。ステージを見ながら、ぜひそのポイントを探してみてください。
――ミュージックビデオの見どころは?
RUKA:初めてアクションシーンに挑戦しました。とても格好良い映像になっていると思います。
CHIQUITA:映画のようなシーンが多く盛り込まれています。MONSTIEZが見てくれたら、私たち以上に楽しんで想像してくれるはずです。
■活動を通じて得たもの…ツアーの感動とファンへの感謝
――新作をリリースしてから新たな目標はありますか?
RUKA:タイトル曲「WE GO UP」の意味のように、良い成果を得たいです。収録曲も含めて、多くの方に愛されることを願っています。
PHARITA:もっと多くの人にBABYMONSTERという名前を覚えてもらいたいです。年末には昨年のように大きなステージに立てる機会があるかもしれないので、期待が高まっています(笑)。
――これまでの活動を通じて得たもの、今後残したいことなどはありますか?
ASA:ステージ上で「本当に楽しんでいるアーティスト」と言われたいです。パフォーマンスしている時が一番幸せなので、その気持ちが伝わればうれしいです。見ている方々にも楽しい気分になってもらえるようなASAでありたいです。
AHYEON:「今回も頑張ったんだな」と思ってもらえたらうれしいです。努力すれば、必ず良い結果につながると信じています。
CHIQUITA:ステージに立った時、MONSTIEZの視線が私たちに集中するように、しっかり準備していきたいです。
――初めてのワールドツアーで感じたことはありますか?
RUKA:言語や文化が違っても、音楽ひとつで観客とつながれるということを肌で感じました。各国から届く応援はいつも大きな力になっていて、たくさんの愛を受けている分、より良い姿で恩返ししたいという気持ちが強くなりました。
AHYEON:自分が望んでいたステージに、思い切り立てたことが本当に幸せでした。この時間がずっと続いてほしいと願っています。長いようで短かったツアーは、全てが蜃気楼のように感じられる瞬間もありました。そのときの震えるような感覚が、今の私を動かす原動力になっています。
CHIQUITA:今でも夢のようです。ステージでファンの声や歓声を直接聞いたとき、「私はアーティストなんだ」と実感しました。言葉が違っても、心は通じるということを知ることができたので、もっと多くのMONSTIEZに会いたいです。
――ファンにメッセージをお願いします。
PHARITA:MONSTIEZ!ついに私たちの2ndミニアルバムが出ます。今回のカムバックがとても楽しみで、早く皆さんと会ってたくさん話したいです。
ASA:いつもそばで支えてくれて、本当にありがとうございます。今回のステージも、皆さんのおかげで一生懸命準備することができました。これまで以上に成長した姿でお返しするので、ぜひ期待してください。
RORA:カムバックするアルバムで、すぐにファンの皆さんと会えると思うと本当にうれしいです。今年はBABYMONSTER、そして「WE GO UP」と一緒に、強烈に締めくくっていきます。


