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「ひどいことを伝えた」“無言”でチームを去った前主将・遠藤航…森保監督が“非情の宣告”に異例の謝罪「多くの方々を傷つけるようなことをしてしまい…」

「ひどいことを伝えた」“無言”でチームを去った前主将・遠藤航…森保監督が“非情の宣告”に異例の謝罪「多くの方々を傷つけるようなことをしてしまい…」


 日本代表に激震が走ったのが、北中米ワールドカップ初戦のオランダ戦まであと3日となった現地6月11日。主将の遠藤航が怪我のために離脱したのだ。新キャプテンには板倉滉が任命され、FW町野修斗が追加招集された。

 今年2月に左足リスフラン靭帯断裂の重傷を負った遠藤は、5月31日のアイスランド戦で実戦復帰を果たしたが、左足に違和感を覚えて前半のみで交代。モンテレイでの事前合宿では別メニューが続いていた。

 ベースキャンプ地のナッシュビルに入ってからは、一部の全体練習をこなしていたが、森保一監督が「ワールドカップ初戦、そして全体を通しても100パーセントでプレーするのは難しい」と最終決定を下した。

 大会直前でメンバーから外す非情の宣告をした時、遠藤はどんな様子だったのか。森保監督は13日に行なわれたオランダ戦の前日会見でこう述べている。

「自分が本当にひどいことを選手に伝えているなということを思っていた。航自身は話をさせていただいた時に、心中はもちろん分かりませんけど、態度としては非常に冷静に話を聞いてくれて、その後のやり取りもお互い話を冷静にすることができた状態だったと思います」
 
 そのうえで、神妙な面持ちでこう言葉を続けた。

「本当にここに関しては、航が傷つくことはもちろんですけど、航が大切にしている家族であったり、航が大切にしている、航を応援している方々だったり、本人だけじゃなくて、本当に多くの方々を傷つけるようなことをしてしまったのは、本当に申し訳ない思いで、皆さん本当に謝りたいと思っています」

 一方で、「私自身は選手に対しての敬意やリスペクトを欠くことは絶対にないように、これまでも選手に対して接してきました。ただし、今回のこの決断に関しては、チームのために、そして日本のためにということで、本人に対しての敬意を忘れることなく決めさせていただきました」と強調した。

 遠藤は部屋を訪れた板倉だけと会話を交わし、他の選手には何も告げずにキャンプを去った。それだけショックを受けていたのは想像に難くない。その宣告した指揮官も、また苦渋の選択だった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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