タレント・河合郁人とABCテレビ福井治人アナウンサーが挑んだのは、大阪・泉南市にある“恋人の聖地”に隠された謎。サラサラじゃなく、ゴツゴツって……?
【TVer】冒頭からキレッキレの河合郁人。ご機嫌なのには理由がある?
■「俺もうこれたぶんわかっちゃったよ」河合が大予言!
関西国際空港の対岸に位置する「りんくうタウン」の海岸沿いに広がる、「泉南マーブルビーチ」。青空と美しい大阪湾が一望できる絶好のロケーションスポットだが、目の前に広がっていたのは、サラサラの砂浜ではなく———
真っ白でゴツゴツとした大きな石!?
この不自然なほどに白い石が大量に敷き詰められた光景と波打ち際の急な傾斜を前に、河合は、ここで驚異的なひらめきを見せる。
「たぶんわかっちゃったよ」。
ロケ開始早々、不敵な笑みを浮かべてそう言い放つ河合。これには福井アナも「えっ? 早くも!?」と大困惑。
河合は「この土地の感じ、雨が降って海が荒れても波が上がってこないようにしている防波堤か防潮堤なんじゃない?」と、高波から街を守るための人工的な工夫だと推理する。
さらに、マーブルビーチを南下して調査を進めると———
石のエリアの終わりにある普通の砂浜や
人工海浜であることを示す看板を発見し、河合の自信は確信へと変わっていく。
「今日、(西武ライオンズの)高橋光成ぐらい調子いい!」と、大好きな野球に例えて絶好調ぶりをアピールした河合。
今回こそは、本当に……イケるかも?
■歴史探訪プランナー・森さんのヒントでまさかの「アナゴ」迷宮へ!?
ここで、歴史探訪プランナーの森なおみさんに電話で予想の方向性を確認。
すると、「石が敷き詰められている理由と、何かを守るということは関係ある」という。
「ほら来たー!」と大喜びの2人に、森さんは
・あの石には、あるものを守るという重要な役割がある
・平成の初め、関空ができるタイミングで造られた人工の海岸である
という事実を教示したうえで、「泉南マリンブリッジの近くで、よく見かける“長〜いもの”に注目して」と、さらなるヒントを残してくれた。
そこで「長〜いもの」を探してブリッジ近くの岡田浦漁港へ向かった2人は、
「アナゴの養殖」を行っているという話を聞き……
長い=アナゴと直感した河合!
さらに20年ほど前は年中獲ることができたということを知り、
「関空ができて環境が変わったから、アナゴなどの貴重な水産資源を守るために造られた環境保護の浜なんだ!」
と、完全に答えをロックオン。
漁港の絶品アナゴ料理に舌鼓を打ちながら、勝利を確信したのだった。
■明かされた真実:大阪の副都心を救う「バブル期の壮大なギミック」
満を持して森さんとの答え合わせに挑んだNDYのふたり。
しかし、告げられた点数は———
森さんから「答えがふわっふわ。安直!」と、いつもどおり一蹴されてしまった。
森さんが指摘した「長〜いもの」の正体は、2人がスルーしていた海岸線に沿って何kmも続く「松林」。
実は、対岸の関空だけでなく、この「りんくうタウン」自体が6000億円の予算を投じて造成された、巨大な埋立地だったのだ。
埋立地の海岸線は、そのまま放置すると波によって土砂がどんどん削られて流出してしまう。通常なら、コンクリートの護岸でガチガチに固めるところだが、当時はバブル期。予算を使ってでも景観を美しくしようと、コンクリートの代わりに「ゆるやかに大理石の石を敷き詰めることで、波のエネルギーを吸収し、埋立地の土砂が流れるのを防ぐ」という画期的な工法が採用されたのだった。
つまり、ゴツゴツの石が守っていたのは、“りんくうタウン(埋立地)そのもの”。
こうして、沖合に景観を損なう無骨な防波堤を造る必要がなくなり、「恋人の聖地」に認定されるほどの美しい夕陽や飛行機の離着陸が見渡せる絶景スポットになったのだ。
正解を聞いた瞬間、ふたりは「その話もしてたよ……」とがっくり。そう、守る対象にズレこそあれ「波の脅威から陸地を守るための人工的なシステム」という本質は、河合が開始早々に放った最初の推理と遠からずだったのだが……。
途中で美味しそうなアナゴの誘惑に負けて大脱線してしまったものの、河合のライオンズ愛がもたらした(?)、直感の凄さが証明された今回の調査の模様は、情報番組『newsおかえり』(毎週月曜~金曜午後3時40分、ABCテレビ)内の「福井✕河合のなんでやねん!?」6月2日放送回で紹介された。

