名の知れたアイウエアブランドには必ずシグネチャーモデルが存在する。日々変化する流行の中で、変わらず選ばれ続けるメガネにはブランドそれぞれのこだわりが詰まっていた。
EYEVAN(アイヴァン)[ Webb ]

1972年に日本初のファッションアイウエアブランドとして誕生した〈アイヴァン〉。福井県鯖江市の熟練の職人による緻密で誠実なものづくりと、クラシックを基調とした普遍的なデザインが評価され、それまで医療器具だった“眼鏡”を、目元を彩るファッションとして“アイウエア”に引き上げた。ボストンウエリントンシェイプの[Webb]は、艶やかな黒のプラスチックフレームにシルバーのテンプル芯が映える〈アイヴァン〉でも屈指の人気を誇るモデルのひとつ。テンプル芯にはクラシックカーからインスパイアされた熟練の職人による繊細な彫金があしらわれ、猫目のようなカシメが、顔まわりに程よくシャープな印象をあたえる。4万2900円(アイヴァン 東京ギャラリーTEL03-3409-1972)
Jacques Marie Mag(ジャック・マリー・マージュ)[ DEALAN ]

2014年にロサンゼルスで設立した〈ジャック・マリー・マージュ〉は、デザイナーのジェローム・ジャック・マリー・マージュが、ラグジュアリーの分野で培った経験を活かして、瞬く間に確固たる地位を築いたアイウエアブランド。定番の[DEALAN]はトップリムがやや釣り上がったクラシックなウェリントンシェイプに現代的な解釈を取り入れた直線と、曲線が絶妙なバランスで共存したデザイン。大胆にも重厚なフレームを採用しつつ、細部のメタルパーツに垣間見えるクラフトマンシップが、彫金の繊細さを兼ね備えた圧倒的な存在感を発揮する。1本ごとに刻まれるシリアルナンバーが、そのプロダクトが特別なものであることを証明する。15万9500円(JMM 東京 表参道ギャラリーTEL03-6427-9460)