学んだことを自分の言葉で伝えるプレゼンテーションに挑戦

職業体験の最終日には、5日間の学びを振り返るプレゼンテーションが行われました。生徒たちは見学した住宅展示場について資料を作成し、社員に向けて発表を実施。見聞きした内容をまとめるだけでなく、自ら積極的に質問して得た情報も盛り込みながら発表を行いました。
プレゼンテーションでは、住宅の特徴だけでなく「実際に住んだ場合の暮らし方」まで具体的に考察されていたことも特徴です。見学を通して得た気づきを自分なりに整理し、人に分かりやすく伝える力が求められる内容となりました。
さらに、もう一つの発表テーマとして取り組んだのが「中学校生活で叶えたいこと」です。学業や部活動など、それぞれが達成したい目標を設定し、現状の課題や今後の行動計画について考えました。
その際に活用されたのが、企業でも広く使われているPDCAの考え方です。目標を立て、実行し、振り返りながら改善を重ねていく流れを学ぶことで、生徒たちは仕事だけでなく日常生活にも活かせる考え方に触れる機会となりました。発表後には社員からアドバイスも送られ、自ら立てた計画をより具体的なものへとブラッシュアップしていったそうです。
5日間の経験が、中学生の新たな一歩につながる

5日間の職業体験を終えた生徒たちからは、「名刺交換など大人になってからするようなことを体験できて新鮮だった」「鍵交換作業や住宅展示場の見学など、普段できない経験ができて楽しかった」といった感想が寄せられました。
また、「このトライやる・ウィークで学んだことを今後の学校生活にも活かしたい」という声もあり、職業体験が単なる思い出ではなく、これからの生活につながる学びとして受け止められていることがうかがえます。
受け入れた企業側にとっても、生徒たちの真剣な姿勢は大きな刺激になったようです。慣れない環境の中で緊張しながらスタートした生徒たちが、最終日には自分の考えを堂々と発表する姿へと変化していく様子は、社員にとっても印象深いものだったといいます。
仕事の内容を学ぶことはもちろんですが、人と関わることの大切さや、自ら考えて行動する力を身につけることも今回のプログラムの大きな目的でした。5日間で得た経験や気づきは、これからの学校生活、そして将来の進路を考える上でも貴重な財産になりそうです。
