
「エアコンが全然冷えない…」酷暑ドライブの必須対策!自動車ライター直伝“カーエアコンを劇的に効かせる”裏ワザの画像一覧
猛暑日のドライブ、車内がサウナ状態になっていないだろうか?エアコンを最大風量にしても追いつかない……そんな酷暑を乗り切るための「カーエアコン強化術」を自動車ライターが解説!フィルター交換のついでにできる裏ワザや、わさびパワーを使った消臭アイテム、さらにはガラスフィルムの意外な寿命まで。プロならではの視点で、車内を劇的に快適にする必須テクニックをお届け。
夏のカーエアコンを劇的に効かせる裏ワザ
裏ワザ1:エアコンフィルターは「交換+拭き掃除」で効果倍増
その昔はエアコンにフィルターは付いていなくて、ゴミや虫も入り込み放題で、腐敗することで悪臭が漂っていた。今や軽自動車でもフィルターは付いているので悪臭が漂うこともないし、プラズマクラスターやナノイーなどの除菌によってかなりクリーンな風が出てくる。ただ、フィルターに関しては使っているうちに汚れてくるので定期的な交換が必要で、クルマを使う場所や走行距離にもよるが、1年毎に点検したい。
エアコンフィルターにはグレードがあって、高機能だと花粉や黄砂なども除去してくれるので、予算に余裕があればオススメ。またフィルターを通り抜けてしまう汚れはどうしても発生してしまうので、ただ交換するだけでなく、古いフィルターを外したら手を入れてできる限り、拭くといい。交換自体は簡単にできるのでDIYがオススメ。
グローブボックスを外すだけでアクセスできるのでDIYでも交換可能。ただ、見てわかるように隙間があるので汚れの取りこぼしが出るので、外したときに周囲を拭いておこう。
エアコンフィルターにも添加剤的なアイテムがある。わさびの力で消臭、抗菌してくれる「わさびデェール」は正規ディーラーでも扱っているほどで効果あり。
エアコンのプラス機能として見かけるプラズマクラスターやナノイー。どんな効果があるのかというと、イオンによってカビや菌を分解するとしている。
裏ワザ2:エアコンガス添加剤は「オイル不足」と「新ガス規格」に要注意!
エアコンネタで必ずと言っていいほど出てくるのが、ガスの添加剤。家庭用同様にカーエアコンもフロンガスを使用していて、それが各部を循環することで冷やしている。コンプレッサーなどの作動抵抗を減らす効果がある添加剤を入れることでスムースなエアコン作動を実現して、燃費にも好影響を与える。カー用品店などで注入してくれるので手軽に利用できる。
エアコンのガス(フロンガス)には潤滑性能がなく、別途オイルを混ぜている。つまり添加剤を入れる以前にオイルが少なくなっている場合もあるので、効きが悪いときはプロに点検してもらったほうがいい。よく冷えが悪いからガスを足すというのはオイルを足さないことも多くてトラブルになることも。
また添加剤は少量とはいえ、ガス圧が上がるし、下手をするとトラブルの原因となる空気が混入することもあるので、素人が注入する際には注意が必要だ。また、最近のフロンガスはR134aからR-1234yfに変わっているので、適合するものを選ぶ必要がある。
うまく注入できれば効きが良くなったり、走りや燃費がよくなったりする。DIY用の注入アイテムもあるので、正確な方法でできるならオススメ。
熱さの原因は紫外線じゃない!? 「IR(赤外線)カット」の重要性
ドライブ時の日焼けや内装の劣化対策のために採用されているのがUVカットガラス。軽自動車でも特に女性に人気のモデルには標準装備されていることが多い。ただ勘違いしやすいのが、熱さ=紫外線ではないということ。ジリジリとした熱さの原因は赤外線(IR)で、対策するには別途IRカットガラスにしたり、フィルムを貼る必要がある。
またUVとIRの両方をカットしてくれるガラスやフィルムもあるので試してみるといいだろう。新車で採用されていなくても交換用ガラスでIRカット機能が備わったものが用意されているし、手軽に利用したいならフィルムがオススメで、カー用品店や自動車用ガラス専門店で施工してもらえる。
断熱フィルムの“賞味期限”にも注意を
IRカットフィルムは透明なものも用意されているので色の濃さに規定があるフロントにも貼れる。注意点としてはUVカット、IRカット機能ともに次第に低下していくということ。純正のガラスだと10〜15年持続するが、劣化はそれ以前から発生。フィルムの場合は5年ぐらいが目安とされていて、いずれにしても“賞味期限”がある点は頭に入れておいたほうがいい。
とくにIRカットフィルムの体感度はなかなかのもので、ジリジリとした日差しが和らぐほどだが、最近ギラつくなと思ったら貼り直しの検討も必要だろう。
面積が広いフロントにはカット率がさらに高いスーパーUVガラスを採用するなど、自動車メーカーとしても昨今の状況を踏まえて力を入れている分野だ。
