ジョージアの郷土料理として、日本ですっかり知られるようになったシュクメルリ。圧倒的なニンニク、そしてアツアツで食べるだけに冬のイメージがあるが、2026年は6月16日から松屋で復刻販売している。
クーラーの中でニンニクまみれになるのもまたよさそう。きっと松屋も勝算あって今出してるんだろう……なんて妄想がはかどっていたが、松のやでも販売しているとのことだから驚いた。
・カツつきシュクメルリ
というのも、松のやだから揚げ物が主役になりがちなのだ。
現に松のやのシュクメルリはロースかつとジャンボチキンかつの2つがメニューに名を連ねていて、単品、それから定食で販売される仕様だった。
すでに人気を獲得している松屋だけでも十分なのに、わざわざカツをブッこむのは理由があってのことだろうか。想像するだけでパンチ力が強そうだが、こればかりはフタを開けてみないことには分からない。
ということで、発売日当日お店へ。オーソドックスにシュクメルリロースかつ定食(990円)を注文してみた。
・松屋と毛並みが違うシュクメルリ
店員さんに食券を渡して待つこと数分。こちらが……
松のやのシュクメルリロースかつ定食(ご飯は並)である。ご飯、野菜、味噌汁がつくのは松屋と大きく変わらないとして、明らかに違うのはカツの存在感!
見ての通り、とにかく圧がハンパない。そして最大の違いはその質感だ。「鍋」のシュクメルリじゃないからなのか、松屋のものに比べると液体部分がかなり少ないのだ。
なんというか、ネットリしたシュクメルリをまとったカツを食べている感覚だ。かなり固形寄りの料理になっていて、思っていたのとは全然違っていた。とはいえ!
これがダメかというとそうじゃない。ネットリ濃厚な味が好きな人は逆にたまらないだろうなと思うくらい、相当なガッツリ系料理になっていた。
カツも食べ応えあるし、これは背徳感しかないと言っても過言ではない。もちろん、このビジュだから……
ご飯にのせてもそりゃもう美味しい。これで大盛り、それからジャンボチキンかつを食べようものなら大変なことになるだろう。
シュクメルリらしいニンニクのパンチは共通しているものの、ファイトスタイルはまったく別。個人的には松屋のシュクメルリの方が好みだが、松のやは松のやで新しかった。
ジャンル的にはジャパニーズシュクメルリ。そう呼びたくなるような融合で、松屋とは別方向の魅力を放っていた。
