ユニフォームは、集団が揃いの服を着用し、敵と味方の識別を明確にするもので、戦場においては命を守る上で最も重要なものである。集団の団結を高める役割も高い。しかし、その画一的なユニフォームに、自分なりの個性を加えた者も多い。そう、アメリカは自由の国。自由を拡大解釈して、若き兵士たちがユニフォームに彩りを加え、世界に一つの服に変身させた、希少なヴィンテージピースが存在する。
SWEATSHIRT


ベトナム戦争期のスウェットシャツ。前身頃、後ろ身頃ともにエアブラシによるペイントが施されている。描かれた中身を見ると、アメリカ陸軍の特殊部隊、通称「グリーンベレー」として知られる精鋭。フロントには「S/SGT.(=曹長)」の階級と人名の「DEVLIN」と共に空挺徽章が大きく描かれている。見事なカスタム個体と言える。
TYPE A-2


第二次世界大戦期のアメリカ陸軍航空隊のパイロットたちのユニフォームとして有名なA-2。コントラクターはPERRY SPORTS WEARの極上コンディションだ。注目は背中に大きく描かれた「BOB」のペイント。胸にもウイング章とともに人名のハンドペイントが施されていることから、「BOB」はニックネームではない。おそらく「Battle Of Britain」であろう。イギリスに駐留した第8空軍のパイロットが所持したものと推測できる。