エステバン・オコン(ハース)は、これまでのF1のキャリアの中で、2022年のマイアミGPで経験したクラッシュが、最も厳しいモノだと振り返った。
最近、フランスのYoutubeチャンネル“Legend”の番組に出演したオコン。同番組ではインタビュアーが、フランスのラグビー選手であるセバスチャン・シャバルが部分的な記憶喪失に苦しんでいることに触れていた。これは、シャバルがキャリアを通じて経験してきた数々の脳震盪に関連している可能性がある。
それに対し、オコンは2022年マイアミGPで経験したビッグクラッシュが、自分としては最悪の事故だったと語った。当時オコンはFP3を走行中、ターン13でスピン……コンクリートウォールに激突した。その時の衝撃は、40G以上にもなるモノだった。
「ビッグクラッシュは何度か経験してきた」とオコンは言う。
「幸運にも、致命的なものは無かったんだ。でも中には40Gを超える衝撃で、意識を失いそうになるクラッシュだってあった。視界がぼやけたり、3~4日酷い頭痛が続いたりね……」
「42Gの衝撃を受けたんだ。あのクラッシュ映像だとそこまで派手じゃないかもだけど、相手はコンクリートウォールだった。2022年のマイアミのFP3だった」
「コースオフして、ウォールにぶつかったんだ。両膝を強打してしまったし、その後全然歩けなかったんだ」
当時、マシンから降りるまでに1分半以上かかったオコンは、そう振り返った。
「翌朝にシャワーを浴びていたら、倒れてしまったのも覚えている。バランスを崩して転んでしまったんだ。もう調子が本当に悪かった。でも、最後尾から8位フィニッシュを果たしたんだ。尿は赤くなっていたけどね! あれは最悪だった!」
そんな2022年シーズンは、オコンにとってこれまでで最もポイントを稼いだシーズンになっている。このシーズン、オコンは合計92ポイントを獲得しており、ランキング8位はキャリアベストの結果だ。
オコンは2025年にハースでの初シーズンを過ごしているが、これまでのところ28ポイント獲得で、ランキングは15番手となっている。

