■1位は黒沢清監督最新作、本木雅弘ら豪華キャスト共演の時代劇ミステリー『黒牢城』

史上初4大ミステリー大賞を制覇した米澤穂信の同名小説を、世界三大映画祭の常連で、『クリーピー 偽りの隣人』(16)、『スパイの妻』(20)などで知られる黒沢清監督が映画化した『黒牢城』が堂々1位。城主の荒木村重を本木雅弘が、天才軍師の黒田官兵衛を菅田将暉が、村重の妻、千代保を吉高由里子が演じるほか、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑、オダギリジョーら豪華スターが共演した。黒沢監督初の時代劇となった本作は、第79回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門に出品された。

荒木村重は、暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行するが、城は織田軍に囲まれ孤立無援となる。村重は妻の千代保を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心するが、そんな城内である少年が殺害され、その後も怪事件が次々と起こる。村重は牢屋に囚われた危険な天才軍師、黒田官兵衛と共に謎の解決に挑むが…。

MOVIE WALKER PRESSでは、『黒牢城』のジャパンプレミアを取材。本木、菅田、青木、宮舘らが登壇し、黒沢監督と共にカンヌ映画祭に参加した際の裏話を明かしたイベントは、大いに盛り上がりを見せた。

本作のムビチケ前売券(オンライン)購入特典は鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は6月18日(木)まで。
■2位は第79回カンヌ国際映画祭最優秀女優賞受賞作『急に具合が悪くなる』

『ドライブ・マイ・カー』(21)、『悪は存在しない』(23)などで国内外の映画賞を受賞してきた濱口竜介監督によるフランス、日本、ドイツ、ベルギー合作映画『急に具合が悪くなる』が2位。『ベネデッタ』(21)のビルジニー・エフィラと、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)などにも出演した、世界的ファッションモデルのTAOこと岡本多緒がW主演を務めた。

原作は、がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者、宮野真生子と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者、磯野真穂が交わした20通の往復書簡。本作は第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、エフィラと岡本がそろって女優賞を受賞。岡本は、日本人初のカンヌ国際映画祭女優賞受賞という快挙に!

パリ郊外の介護施設「自由の庭」で施設長を務めるマリー=ルーは、入居者を人間らしくケアすることを理想としていたが、人手不足やスタッフの無理解などに悩んでいた。そんななか、マリー=ルーは舞台演出家である日本人女性の真理と出会う。名前の響きが同じであることから2人の交流が始まるが、がん闘病中の真理の具合が急に悪くなり、病状の進行と共に彼女たちの関係も深まっていく。

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■3位は舘ひろしのコミカルな演技が炸裂する爆笑コメディ『免許返納!?』

舘ひろし主演、70歳の映画スターが免許返納をめぐる大騒動に巻き込まれていく爆笑コメディ『免許返納!?』が3位。舘が1994年の映画『免許がない!』で演じた役と同名の俳優、南条弘をコミカルに演じる。南条に振り回されるマネージャーの川奈舞役を西野七瀬が扮するほか、『国宝』(25)の黒川想矢、吉田鋼太郎、宇崎竜童らが出演。映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』(19)の河合勇人が監督を務め、『ラーゲリより愛を込めて』(22)の林民夫が脚本を手掛けた。

70歳を迎えた俳優の南条は、車やバイクのアクションをいまでもやりたいと願っていた。ある日、ライバル俳優の尾崎がバイク事故を起こし、メディアから求められた南条のコメントが、免許の自主返納だと拡大解釈されてしまう。マネージャーや事務所社長もこれを機に免許を返納させようと彼を説得するが、これからもアクション俳優として活躍したい南条は、人生最大のピンチに直面する。

『免許返納!?』プレミアイベントで舘は、自身の事務所の所属俳優で、脚本を書くのにハマっているという黒川が2本同時進行で書いていると聞き「本当にすごい。黒川想矢についていきます!」と感心しきりだった。

本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」と「オリジナルスマホ壁紙」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は6月18日(木)まで。
■4位は有村架純×黒木華×南沙良共演のクライムドラマ『マジカル・シークレット・ツアー』

『ミセス・ノイズィ』(19)の天野千尋監督が、2017年に中部国際空港で起きた、主婦たちによる金の密輸事件から着想を得て放つクライムドラマ『マジカル・シークレット・ツアー』が4位。二児の母、和歌子を有村架純が、借金を抱える研究員の清恵を黒木華が、未婚の妊婦、麻由を南沙良が演じる。『佐藤さんと佐藤さん』(25)でも天野監督と組んだ熊谷まどかが共同でオリジナル脚本を執筆し、シンガポールで大規模なロケを敢行した。

二児の母、大学の研究者、妊婦と、一見犯罪とは無縁そうに見えるものの、実はそれぞれに事情を抱えた3人が偶然出会い、金の密輸の闇バイトをすることに。密輸の成功に味をしめた3人は、自分たちでも密輸を始め、お金と自由と自分らしく生きる喜びを手に入れる。しかし魔法のような時間は長くは続かなかった…。

本作のムビチケ前売券(オンライン)を購入すると、有村の直筆サイン入りポスターが当たる購入者限定キャンペーンを実施中(応募期間は6月22日14時59分まで)。ムビチケ前売券(オンライン)購入特典は「金塊をスマホに密輸!?特製オリジナルスマホ壁紙」。また、ムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券の購入で「ムビチケデジタルカード」も配布される。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は6月18日(木)まで。
■5位はIMAXで観たい!宮崎駿監督作『魔女の宅急便 4Kデジタルリマスター版』

角野栄子の同名児童文学シリーズを、『天空の城ラピュタ』(86)、『となりのトトロ』(88)の宮崎駿監督が映画化した長編劇場アニメーションが、スタジオジブリ監修の最高画質な4KデジタルリマスターでIMAX劇場にて期間限定上映される『魔女の宅急便 4Kデジタルリマスター版』が5位となった。

魔女の血を受け継ぐ13歳の少女キキが、魔女のしきたりに従い、相棒の黒猫ジジと共に、一人前の魔女になる修行をすべく故郷を旅立つ。4Kデジタルリマスターでは、映像の細部に至るまで鮮明になり、感情豊かなキキの表情や、相棒の黒猫ジジのかわいらしい動きに、美しい町並み、そして高揚感あふれる飛行シーンなどのアクションシーンがより一層際立ったものになっている。

7月3日(金)からは、2週間限定で4Kデジタルリマスター版の全国47都道府県、116館での拡大上映、および本作としては世界初となるDolby Cinema上映が11館で実施される。高精細な映像とクリアな音響でよみがえる本作をめいっぱい楽しんでほしい。
以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。今週は、カンヌ国際映画祭をわかせた話題作2本と、時代を超えて愛されてきた人気スターのコメディ、実際の事件を題材にしたクライムドラマ、宮崎駿監督作の4Kデジタルリマスター版という5作がランクイン。甲乙つけがたいクオリティーのラインナップとなっていますので、ぜひ映画館へ行ってご覧いただきたいです。
文/山崎伸子
※宮崎駿の「崎」は正式には「たつさき」
