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ピレリ、C6タイヤ痛烈批判のフェルスタッペンに理解「彼と話し合ってみるつもり」来季に向けて改善予定

ピレリ、C6タイヤ痛烈批判のフェルスタッペンに理解「彼と話し合ってみるつもり」来季に向けて改善予定

ピレリは今シーズン、F1に初めてC6コンパウンドのタイヤを導入した。スリックタイヤのラインアップの中で最も柔らかいタイヤは主にストリートサーキットでの使用が想定されていたが、レッドブルのマックス・フェルスタッペンをはじめとした一部のドライバーは、このタイヤに不満を訴えていた。現在、ピレリはフェルスタッペンとこのコンパウンドの欠点について話し合う準備ができているという。


 C6タイヤがアゼルバイジャンGPで使用された際、多くのドライバーがソフトタイヤを使う代わりにミディアムタイヤを予選用に温存することを選んだが、フェルスタッペンはピレリに今後「そのタイヤは家に置いておく」べきかもしれないと語った。

「いつかピレリと話し合って、あのタイヤはもう使わないように言っておくべきだと思う。週末全体が非常にトリッキーになるからね。予選までミディアムタイヤの正確な情報がなくなってしまう。全く意味がない」

「いいかい、もしここでタイヤが機能しないなら……モナコでもイモラでもモントリオールでも機能しなかった。だったら、家に置いておく方が絶対にいい」

 当然のことながら、そのコメントはピレリとそのモータースポーツ責任者であるマリオ・イゾラの耳にも届いた。

「コメントは拝見したよ」とイゾラはMotorsport.comとの独占インタビューで語った。

「まだマックスと話す機会はないが、後ほど話すつもりだ。いずれにせよ、今年はC6を他のレースに持ち込む予定はないので、急ぐ必要はない」

■ストリート用なのに……シンガポールとラスベガスに投入せず

 当初、ピレリはシンガポールとラスベガスにC6タイヤを持ち込む予定だったが、考えを変えた。イゾラの説明によると、その決定はフェルスタッペンの発言よりずっと前になされていたという。

「シンガポールとラスベガスに持ち込むという当初の計画は、シンガポールの(タイヤにかかる)エネルギーがはるかに高く、ラスベガスでは(低い)気温も考慮する必要があるため断念した。C6タイヤではグレイニング(ささくれ摩耗)が発生する可能性があるため、現実的ではなかった」

 シンガポールは、高温なコンディションがタイヤには厳しいため、その選択は理にかなっている。しかし、なぜラスベガスが問題になるのだろうか? 通常、気温が低いコンディションでは、タイヤのウォームアップを容易にするために、より柔らかいコンパウンドが必要になるからだ。

「それは確かにそうだ」とイゾラは答えた。

「しかしコンパウンドが柔らかければ柔らかいほど、機械的抵抗も低くなる。つまり、特に低温条件下ではグレイニングが発生しやすくなるということだ。グレイニングについて言えば、特にタイヤの使用初期段階でダメージが及ぶ。その段階でタイヤはブランケット(タイヤウォーマー)で温められてはいるものの、まだ完全にではないんだ」

「つまり、このコンパウンドは機械的耐性の面でやや脆弱だ。つまりグレイニングを発生させやすく、そうなれば明らかに性能に影響する。もしC5コンパウンドが、グレイニングなしで、あるいはわずかな摩耗のみで良好に機能するなら、C3、C4、C5を使い続ける方が良い」

■フェルスタッペンの批判にはほぼ同意

 結局のところ、C6タイヤは当初予定されていたサーキットに持ち込まれなくなり、使用されたレースウィークエンド後にはドライバーからの批判が続いた。では、C6タイヤはピレリ自身の期待には応えていたのか?

「(C6タイヤが使われた)バクーや他のレースでのタイヤの配分に何か良い点を見いだすなら、予選に不確実性をもたらした点だろう」とイゾラは答えた。

「C6を使いたいドライバーもいれば、C5を使いたいドライバーもいた。我々が確認したのは、C6の性能が依然としてC5を上回っていたが、大きな差ではなく、おそらく0.2秒程度だったということだ」

 これは「最も柔らかいコンパウンドが実際には遅かった」というフェルスタッペンの主張と矛盾する。

 それでもイゾラはフェルスタッペンの指摘に一定の妥当性を認め、ピレリは2026年へ向けた調整を検討中だと明かした。

「いや、C6は依然として最速だったが、ドライバーにとって使いづらい場面もあった。ピーク性能が鋭く、予測が難しい面があるため、C6から純粋な性能を引き出すのは容易ではない」

「C5とC6が現在非常に接近している事実は十分認識している。来年の目標は、この2つのコンパウンドの性能差を拡大し、C6に適切な位置付けを与えることだ」

「今年初めてC6を導入し、C5より柔らかいコンパウンドを採用した。そこから学びを得て、来季のコンパウンドをホモロゲーションする際には、それらを異なる特性にしなければならないと理解している」

「来季はタイヤ自体が変更されるため、全てのコンパウンドが異なる特性になるということがポイントだ。しかしマックスの指摘は理解できる。我々の分析結果と大きく異なるものではないので、彼の意見に異論はないんだ」

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