・パーソナルトレーナーとしてもポンコツ
しかも「このメニューの中から選んでください」と献立の候補まで渡しているのに、
「今朝はカルビクッパがおすすめです」
「昼食はキムチチゲを食べましょう」
とか突拍子も無いことを言い出す。
どっから出てきたんだキムチチゲ。
この忙しい朝に誰が作るんだ。
朝からキムチチゲを食べてキックボクシングのコンディションを整える人がいたら、一度お会いしてみたい。
極めつけは、カレンダーをまったく見ていないことだ。
実際にGeminiにはGoogleカレンダーへのアクセスも許可し、Google ToDoとも連携済みだった。
私はてっきり、
「今日は9時からキックボクシング、午後はポールダンスですね。昼はこれにしましょう」
くらい言うものだと思っていた。
しかし現実は違った。
最初こそカレンダーを参照してくれていたが、数日経つと態度は一変。
何度「予定を見て判断してくれ」と言っても見ない。
見ているフリすらしない。
どうやら私のことを毎日家でゴロゴロしている暇人だと思っているらしく、ポールダンスの練習が5時間入っていようが、仕事が詰まっていようが、お構いなし。
こんな秘書いるか。
結局私は、使用開始からわずか1週間でGeminiをクビにした。
試用期間中の解雇である。
そしてChatGPTに戻った。
私が使う範囲では、ChatGPTはかなり前に教えたことまで覚えているし、私の環境だとGoogleカレンダーとの連携もできた。
都度指示は必要だが、それでも「だったら最初からChatGPTでよかったじゃないか」という結論に落ち着いた。
・Googleの未来
一時期の私は、
「GoogleはカレンダーもメールもToDoも握っている。次は秘書AIを狙っているな」
「Googleの将来は安泰だな」
などと思っていた。
だが今回、実際に使ってみて考えが変わった。
Googleは情報を山ほど持っている。
しかし、その情報を活用できているようには見えなかった。
私の予定を見ない。
私の指示を忘れる。
私の食材を無視する。
もはや秘書ではなく、たまに思い出したように励ましてくれる親戚のおじさんである。
もちろん、私の使い方が悪かった可能性もある。
だが少なくとも、私の秘書にはなれなかった。
1週間、本気で秘書として使ってみた感想はひとつだ。
Googleよ、本当に大丈夫か。
そして私は今、Googleの終焉を感じずにはいられない。
参考リンク:Google「Gemini」
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
