・クセになる、マジで
パリパリとした歯ごたえはありつつ、味と匂いは完全にキュウリだったコリンキー。
念のため2個目もいったところ、やはりキュウリだったので生食コリンキーの味は「ほぼキュウリ」と思っていただいて差し支えないかと思う。そうか……お前キュウリだったのか。全然分からなかったよ。
ただしニンジンとダイコンの中間みたいなパリパリ食感は、明らかにキュウリのそれと異なる。つね日頃「キュウリの中心の柔らかい部分がちょっと苦手なんだよね〜」と思っていた私にとって、これは神が与えしキュウリの上位互換に他ならなかった。
市販のサラダに乗せれば高級感5倍増し。うまい。なんぼでもいける。
ちなみに皮もそのままいける。スティック風にしてバリバリいくのもオススメだ。このころになると、私はコリンキーがカボチャであることをスッカリ忘れていた。
あまりにもキュウリなので、たまたま居合わせたサンジュン記者に「これはなんでしょう?」とクイズを出題したところ……
彼はコリンキーを食べもせず、冷めた目つきで「カボチャでしょ?」と言い放った。会話はそこで終了となった。理由は「見た目がカボチャだから」とのこと。目かくしをして行うべきだったか……!
ちなみにコリンキー本体には「ジャムの作り方」を記したシールがわざわざ貼られていたので、農家さん的にはジャムがイチオシなのだと推測される。どこにでも売っているわけではないコリンキーだが、相当イケるので見つけたら即ゲットしてくれ。
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
