
【バイクのプロが現地レポ】ホンダ次世代CBから高速OKなヤマハ新型まで「東京モーターサイクルショー」大注目モデルまとめの画像一覧
本格的な夏のツーリングシーズンを目前に控え、ボーナスで「次の一台」をどうしようか悩んでいる人も多いのではないだろうか。そんなライダーたちに強烈な刺激を与えたのが、大盛況のうちに幕を閉じた「東京モーターサイクルショー」だ。本記事では、会場でひときわ熱い視線を集めていたホンダの「Eクラッチ」搭載コンセプトモデルや、夏以降に発売が控えるヤマハの「XSR155」などをピックアップ。実機に触れてわかった、各メーカーの“本気”と次世代バイクの魅力を徹底解説していく。
【ホンダ】バイクライドの常識を変える! 次世代CBシリーズの「Eクラッチ」に熱視線
毎回サプライズがあり、来場者をワクワクさせてくれるホンダのブース。数ある展示車両の中でもひときわ注目を集めていたのが、「CB400スーパーフォア(以降SF) Eクラッチコンセプト」と「CBR400R Eクラッチコンセプト」だ。
CBシリーズといえば、扱いやすいエンジン特性と自然なライディングポジションが特徴。街乗りからツーリングまで快適に使え、幅広いライダーたちから支持されてきた名機である。厳しい排ガス規制によって一旦は生産が終了したが、昨年、次世代のCBシリーズとして「CB1000F」が復活。そして今回発表された2台のコンセプト機にも、ライダーから大きな期待が寄せられている。
新世代のスポーティさを纏う「CB400SF」と「CBR400R」
CB400SF Eクラッチコンセプトの開発コンセプトは、「Next Stage CB“すべての瞬間が、楽しさにつながる”」。フレーム、エンジン、外装を一新し、CBらしい雰囲気を漂わせつつ、新世代のスポーティさも感じられるデザインとなっている。
一方、CBR400R Eクラッチコンセプトのテーマは、「New Generation Sport “普段使いから得られる高揚感”」。先代の雰囲気を継承したCB400SFとは異なり、新たな世代を感じさせる先進的なスタイリングが特徴だ。左右一体型のライトや空力性を両立させたダクト、跳ね上げられたリヤカウルなどによって、圧倒的なスポーティさが表現されている。
両モデルともに、電子制御でクラッチ操作をサポートする「Eクラッチ」と、燃料噴射を制御する「スロットルバイワイヤシステム」を組み合わせ、さらなる快適なライドを実現。価格や量産予定などは未定だが、発売されれば大ヒット確実なマシンとなるだろう。
ロングツーリング必見のスポーツツアラーも
また、ロングツーリングを楽しむライダーにとって必見の一台も展示されていた。それがスポーツツアラー「CB1000GT」だ。1000cc直列4気筒エンジンと電子制御サスペンション、そして大容量21Lタンクを備え、ロングライドを快適かつスポーティに楽しめる至極の一台となっている。
【ヤマハ】夏発売の「XSR155」が主役! 高速も乗れる155ccがカジュアル派の正解
例年にも増して、多くの若年層や女性たちが訪れていたヤマハブース。今回はオートバイタイプよりも、原付二種や軽二輪のスクータータイプが目立っていた。
高速道路も乗れる!「XSR155」の恩恵
だが、今回の主役は、昨今ヤマハモデルの中でもジワジワと人気が高まっているスポーツヘリテージの最新作「XSR155」だ。現行XSR125の排気量アップバージョンであり、バイク初心者やリターンライダー、気軽な移動手段としてバイクを楽しみたいカジュアル派がターゲットとなっている。
扱いやすい軽量ボディと安心感のあるアップライトなポジションで、操作は極めてイージー。155ccの水冷単気筒エンジンを搭載している。「たった30ccのアップで変わるのか?」と考える人もいるだろうが、普段乗りの加速時や、高速・タンデム走行時には確かな余裕を感じることができる。
そして最大の恩恵は、やはり「高速道路の走行が可能になる」という点だ。少し遠めのツーリングが楽になり、時間短縮や疲労軽減にも直結する。発売は夏以降とのことなので、大いに期待して待ちたい。
鮮やかな新色と、東南アジア発の注目スクーター
また、印象的なカラーリングで目を引いたのが、新色「ペールブルーイッシュグリーンソリッド2(ライトグリーン)」を纏ったライトウェイトロードスポーツ「R25&R3」だ。他メーカーにはない巧みな色使いで、唯一無二の存在感を放っている。
さらに、スクーターモデルの中でも特に目立っていたのが「AEROX(アエロックス)」。ヤマハが東南アジアで展開しているスポーツスクーターで、スポーティなルックスに155ccの可変バルブ付きエンジンを搭載し、トラクションコントロールまで備えている。導入予定は未定だが、スポーティなスクーターを探している人はぜひチェックしておくべき一台だ。
