【モデルプレス=2026/06/18】女優の米倉涼子が6月18日、都内で開催された「谷桃子バレエ団新制作公演『CINDERELLA(シンデレラ)』米倉涼子バレエ出演決定報告会」に出席。オファーを受けた際の心境を明かした。
◆米倉涼子、“おおらかな母親役”に悩み「今までの自分を忘れて」
新制作公演「CINDERELLA(シンデレラ)」では、5歳から15年間にわたってクラシックバレエを続けていた米倉が、約30年ぶりにバレエ経験を活かして舞台に出演。かつて谷桃子バレエ団の高等科に所属していた米倉は、谷本人からも指導を受けていたそう。この日は、芸術監督の高部尚子(※「高」は正式には「はしごだか」)も出席した。
シンデレラの亡き母であり、再生と復活の象徴=大蝶々(マザーバタフライ)役を永橋あゆみとのダブルキャストで務める米倉。女優として取り組んできた各種ダンスとバレエの違いについて「バレエとジャズでも(手で示しながら)これだけ違うんですよね。床を感じることと、床から離れるように踊るっていう。全然違うので」と説明し「どんなダンスをやる人たちも、基礎にバレエが欲しい。そして、みんなできない。そのバレエを代表するバレエダンサーとして皆さんが公演をやられている中に入るわけですから、今はまだ全然怖くてしょうがないです」と心境を吐露。「頑張りますけど、本当に厚さが全然違うので。外国人の中でずっと踊ってきているので、皆さん細くて華奢で」と体型の違いにも触れつつ、「蝶々じゃなくて、大蝶々だから、まあいっかって(笑)」と話した。
また「あとは役柄。今までは強くてたくましくて潔のいい女っていうような役が多かったので、おおらかで愛おしくて人を包み込むような母親の役っていうのは本当にやったことがないんですよね」と口にし、「なので、そこも悩みどころでした」と明かしていた。
役づくりに関しては「まだ役と向き合うっていうよりも、まずはバレエをやる人たちの中に入れるかどうかのお稽古を、少しずつさせていただいている感じなので」と前置きし、「頭の中で演じるんじゃなくて、体の中に覚えたところで、どうにか自分らしさを吹き込んでいけたらいいかなって思っています」とコメント。「とにかく、一旦今までの自分を忘れて。優しい母をイメージしながら、恥ずかしがらないで頑張ってみたいなと思っています」と笑顔を見せた。
◆米倉涼子、谷桃子からの指導を回顧
谷からレッスンを受けていた頃の思い出を聞かれると「このあいだも高部さんとお話していたんですけど、こういうストレッチの仕方あったねって。今の若いダンサーの方たちとは共有できないような思い出話をさせていただいたり。私の遠くの30年前の思い出ですけど、空気で教えてくださるというか」と回想。「私が教えていただいている時は、足もあまり強くなかったので、杖とかもお持ちだったりしていましたけど、感情とか空気とか、そういうもので教えていただいたなって」と振り返った。
続けて「それを私は今の役者のお仕事をするときに、『谷先生はこういう風に言いたかったのかもしれない』って。お芝居の世界でお仕事し始めたときに、『今この感情を持ってバレエができたら、もっと私はバレエを上手に踊れていたな』って思ったことが何回かありました」と明かした。
最後に米倉は「高部尚子さんが芸術監督として新作を作られるということなので、その名を汚さないように、私は頑張って大蝶々、マザーバタフライを演じきれたらなと思い、これから本当に必死で頑張っていきたいなと思っております」と意気込み。「新作を大きな劇場でオーケストラとともにやれるということですので、たくさんの方に観に来ていただきたいなと思うのと、バレエ界だけでなく、私たちのことを好きなエンタメの人たちとか、もっと広い範囲の人たちに、この作品をぜひ見に来ていただけたらなと思っております」と呼びかけた。(modelpress編集部)
◆谷桃子バレエ団8月公演 新作「CINDERELLA(シンデレラ)」
場所:東京・新国立劇場 オペラパレス
日程:8月9日夜公演/8月10日夜公演/8月11日昼公演・夜公演
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