アストンマーティンF1のランス・ストロールは、ネット上の批判や反発をいかに無視しているかを詳しく語った。
ドライバーズランキングで現在13番手に位置するストロールは、2017年にウイリアムズからF1デビューを果たした。2018年シーズンもウイリアムズに在籍し、2019年に父ローレンス・ストロール率いる投資家コンソーシアムに買収されたレーシングポイントに移籍。2021年にチームがアストンマーティンに生まれ変わってからもチームに残っている。
ストロールはF1キャリアを通じて表彰台3回、ポールポジション1回、そして通算324ポイントを獲得しているが、チームメイトがフェルナンド・アロンソであり、所属するチームを父親が所有していることもあって、相当な批判に直面しているようだ。
「僕はそれ(ネット上の批判)を単なる雑音として捉えている。もしそれを真に受けてしまったらもちろん気になるだろうけど、幸運なことに、僕は自分の周りに、愛し、信頼し、注意を払い、その意見を尊重する素晴らしい人々がいる」
ストロールはアストンマーティンのYouTubeチャンネルの「Unearth Your Greatness」エピソードでそう説明した。
「そういう意味では、僕は自分の世界の中で生きようと努めている。批判はいつだって存在する。人間は短絡的だ。良いレースが数回あれば偉大な存在扱いされ、悪いレースが数回あればダメ人間扱いされる」
「それは決して変わらない。だからこそ、大切な人々に囲まれ、気にかけている人々の意見を尊重することが大切だ。本当に知っている人々の意見こそが重要なんだ。アドバイスを受け入れない相手からの批判は受け入れてはいけない」
26歳のストロールは、トラック外での苦闘だけでなく、トラック上での困難についても語った。
「表彰台やポールポジションの話もできるが、敗北について語ろう。成長し、自分自身について最も多くを学ぶのは厳しい瞬間からだと思う。苦闘からこそ、人間として、アスリートとして、ドライバーとして真に成長できるんだ」
「毎日が素晴らしく完璧であってほしいと願うが、それはスポーツの現実ではない。スポーツでも、人生で追求するどんなことでも、浮き沈みはつきものだ。それに挑む前に、その事実を受け入れなければならない。シーズン前にはいつもこう心に刻む。『良い日もあれば悪い日もある。今その現実を受け入れるんだ』と」
「誰もがシャンパンで祝うような瞬間を愛するものだ。だけど、本当に自分自身について多くを学び、成長できるのは困難な瞬間や厳しい時なんだ」

