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『THE EMPTY STAGE』10周年公演が開幕! “即興”の洗礼にトークゲスト・南キャン山里亮太「勉強になりました。ストイックなライブですね」

日替わりコントゲストのエルフも絶好調!

ステージでは、再び「チームスーパー120%」が登場。ここで、日替わりコントゲストのエルフ(荒川、はる)が合流します。

エルフの2人はNSC(吉本総合芸能学院)時代に、竹若による『THE EMPTY STAGE』の授業を受けていたそうで、荒川は「自分らの芸歴10年は、EMPTYとともに重ねてきた! というと過言ですけど……」と笑わせつつ、「EMPTY大好き!」と気合十分で臨みました。

『バウンサー』のコーナーでは、エルフの2人と世間知らズ・椎木、ヒロチョが客席から募ったキャラクターになりきり、チキンナンバン・森本に自分が何者であるかを当ててもらいます。

出典: FANY マガジン
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エルフ・荒川は「ハッシュドビーフ」、相方のはるは「ちびまる子ちゃん」、椎木は「怪獣」、西村は「殺し屋」というキャラクターで、即興劇がスタート。トップバッターのはるは「日曜6時にここに来るよう言われました」というセリフで見事に一発クリアして喝采を浴びました。

荒川も「お金持ちたちが私を待っている」「私を煮込んだのはあなたでしょ!」などさまざまなセリフを繰り出すものの、正解は出ません。ここで椎木が「『会場』って10回言って」という“10回クイズ戦法”で強引に「怪獣」という言葉を引き出すことに成功。

すると荒川も自分の決めゼリフ「ハッシュタグ」を10回言わせることで、「ハッシュドビーフ」を正解させます。しかしヒロチョは、死を連想させる「うらめしや」を10回言わせますが、森本は正解にたどりつけずミッション失敗、大爆笑のオチをつけました。

出典: FANY マガジン
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エルフ・荒川「 マジ最高っていう感じでした」

初日ステージ終了後に、南キャン・山里、バッファロー吾郎・竹若、エルフの2人を直撃しました。『THE EMPTY STAGE』初挑戦となった山里は、即興トークのスタイルに刺激を受けた様子で、こう語ります。

「みんな、すごいことをやっているんだなと勉強になりました。お客さんからのお題に瞬時にトークを展開する、ストイックなライブですね」

さらに山里は、翌日から登場するトークゲストについて、「手練れの芸人さんばかりなので、お客さんの満足度が高いライブになると思います」と期待を寄せました。

出典: FANY マガジン
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『THE EMPTY STAGE』支配人の竹若は、今回の「チーム スーパー120%」について、「EMPTYのいいところがいっぱい出ているチームだと思う」と太鼓判を押します。

「THE EMPTY STAGEは“気持ち”にかかわるところが大きくて、互いに助け合いながらそれぞれのいいところを楽しむステージ。今回は初めて一緒にやる芸人もいますが、みんなが一丸となってお互いを信頼し合い、一緒に舞台に立っていて楽しいメンバーがそろいました」

一方、これまでも『THE EMPTY STAGE』への出演経験があるエルフの2人は、竹若と一緒にステージに立てることが嬉しかったとのこと。荒川が笑顔で語ります。

「とにかくやっていて楽しいし、ふだんやっている笑いと違う、その場でしか生まれない新しい空間があるんです。不安もありつつ、真っ白な状態で臨むんですけど、その真っ白の先ではみんなの助けを借りながら何かが出続けて、さらに先へ進んでいく感覚がある。それはEMPTYならではの経験です」

出典: FANY マガジン
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そして、荒川は熱くこう続けました。

「私がつい、わけのわからないことを言ってしまっても、“NO”はなくて“YES AND”で新しい景色を皆さんがつくってくれるから、舞台に対する怖さがない。自分がこれを出したら何が始まるのかというワクワクしかない時間なので、マジ最高っていう感じでした。EMPTYは大好きなステージであり、私にとっては青春です。今日もすぐに終わっちゃったので、もっとやりたかった!」

『THE EMPTY STAGE GRAND 10th Anniversary』は10月19日(日)まで開催中です。記事で紹介しきれなかった企画もまだまだ盛りだくさん。EMPTY(空っぽ)なステージから生まれる笑いとスリルをお腹いっぱいに味わいに足を運んでみては?

配信元: FANY Magazine

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