「クラブを寝かす」が×から○になってきた

トッププロたちの中に、切り返しの段階で背後にクラブを寝かせる人が多くなってきました。体の横にクラブを寝かせるのは、キャスティングになりますから違います。あくまでも背後です。
寝かすことで、クラブの下ろし始めの位置をインサイドにしているのです。
いったん寝かせますが、体をどんどん回していくと、クラブは自然に立ってきます。立ってくると同時に、開いていたフェースがスクエアになってくる感覚ももてます。
寝かせたクラブが立ってくるのは、切り返しから前傾を保ったまま、骨盤の中心と胸の中心が上下の関係を保って体が動いてくる場合のみです。
もし、腰を左にスライドさせて、体幹を右に倒して左肩を上げてしまうと、クラブは寝ますが、骨盤と胸の中心の位置関係がズレて、アンダーに入ってしまう。するとダフリます。ダフらないとしても左右にボールが散るでしょう。

トップからクラブを立てて下ろした動き。このあと、ヘッドを下ろすためにクラブを寝かす動きが必要になってしまう。

左がトッププロ。右は一般的な上級者。どちらもバックスイングの軌道よりもダウンスイングはヘッドが低い位置を通っているが、プロのほうが軌道がまるくゆるやかだ。それだけクラブが傾いたまま全体的に落下していることを示している。
いかがでしたか? 最新スイングのヒントをぜひ参考にしてください!

解説=奥嶋誠昭
●おくしま・ともあき/1980年生まれ。スイング解析システム「GEARS」や弾道測定器「フライトスコープ」など最先端の機器を駆使した指導に定評のあるツアーコーチ。ヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテックゴルフスタジオ」でレッスン活動も行う。ノビテック所属。

