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ボクシング統一世界王者・井上尚弥「試合延期騒動」を大橋秀行会長が明かした「すんげえ罰金だったけどね」

ボクシング統一世界王者・井上尚弥「試合延期騒動」を大橋秀行会長が明かした「すんげえ罰金だったけどね」

 戦績33戦33勝(27KO)無敗を誇る、ボクシング4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋ジム)。「戦前、いちばん不安だった試合は?」と聞かれた大橋秀行会長が、YouTubeチャンネル「阿部麗也/ボクサートリオch」で口にしたのは、井上にとって3団体世界バンタム級の防衛がかかった2022年6月7日の、ノニト・ドネア(フィリピン)との2度目の対戦だった。

 大橋会長の告白を聞こう。
「(井上が)左肩を痛めてて(試合を)中止にするかどうか…。なんかあんまり(動きが)よくなかったんだよね、控室で見てると。中止にしとけばよかったなって、控室ですごい後悔してて。一生後悔するんだろうなと思って、始まったら2ランドで…」
 大橋会長の不安は杞憂に終わり、結果は2回TKO勝ちだった。

「あのとき凄かったのは、痛いから左フック打たないのよ。ワンツーしか打てなくて。尚弥が来て『会長、右で倒すから大丈夫ですよ』って(言っていたけど)、いや~、でもやっぱり痛いんだと思って」

 井上は1ラウンドに右ストレートでダウンを奪うと、2ラウンドに痛いはずの左フックを連発し、TKO勝利をもぎ取った。試合後の6月12日、井上は「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。実は左肩を痛めており、2週に一度、痛み止めの注射を打ちに行っていたと明かしている。痛み止めの効果と闘争本能が、左肩の痛みを忘れさせたのか…。

「奇跡」としか思えなかったので「次」は即刻…

 大橋会長がさらに言う。
「奇跡って起きないから、これ(ドネア戦)は奇跡としか思えなかったら、次に負傷したらすぐ中止(延期)にしようと思って。だからフルトンの時は即行で中止(延期)にして」
 WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(アメリカ)に挑んだ際の井上は、拳を痛めて当初予定されていた2023年5月7日(横浜アリーナ)から、7月23日(有明アリーナ)に変更となった。

 実は井上から延期の相談を受けて、大橋会長は英断。
「すんげえ罰金だったけどね」
 そう回顧して、苦笑いを浮かべるのだった。
「モンスター」のその後の奮闘により、罰金を差し引いて余りある成果を獲得している。

(所ひで/ユーチューブライター)

配信元: アサ芸プラス

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